メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

Kobo glo HD のシリアルポート

 さて東京の仕事も終わって当分呼ばれることもないと思うので、Kobo glo HD でもいじろうかとおもう。とはいえ自分は組み込み Linux とかマイコン工作とか Android のビルドの経験は皆無なのでここで非常な勉強をすることになる。途中でほうりだす可能性が高い。

 それはさておき、いじるにはまずシリアルポートで kobo glo HD とお話できるようにすることが必要である。しかしそれがどこにあるか探しまわることに時間をかけたくない。ここに kobo glo HD をいじってその成果の一部をチラ見せしてくれている偉大な先人として、 Debian を動かしちゃった人と、XCSoar の端末にしてしまった人達がいる。この先人の経験は是非流用したい。

 ということでとりあえず自分の参考のためにリンクだけ貼っておいた。

 それからいちいちシリアルポートとのお話のために開けたり閉めたりしたくないので端子を増設した例も参考にしたい。

 少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

 とはいえ、glo HD の内部にはあんまり空間余ってないんよな。端子の増設は無理か。

kobo glo HD にはいるテキストの数

 旅行とかしていると90年代は文庫本の交換なんてことがよくおこなわれていたのだが、2010年代になると交換するのは映画だったりzipだったりするというあたり時代の違いを感じる。それはいいとして、そういう感じで実は無慮二万弱のテキストファイルがつまったものをもらったことがある。中身についてはコメントしないが、自分は小説とか読まない人間なので全く活用することなく今まで過してきた。

 Kobo glo HD のpdfリーダとしての限界を感じていたのだがあるとき小栗風葉のエッセイ風の小説がひとつだけ青空文庫にあったのをみつけたのでそれを Kobo glo HD で読んでみたところなかなか読みやすい。kobo glo HD には、デフォルトのリーダの nickel の他に、koreaderもいれているのだが、nickelはさすがというかなんというか日本語の文章が縦書きになってなかなかきれいで読みやすい。ただ nickelの悪いところはファイルの閲覧性で、名前のわかってるファイルをさがすのは簡単だが知らないファイルを探すのが難しい。koreaderはディレクトリをたどっていけるのですこしは探しやすい。知らないファイルを読む必要があるのか、という点についてだがそもそもモノを読むのは知らない事を知るために読むのだから知らないファイルとめぐり会える仕組みが必要である。たとえば積読して忘れたとかそういう状態だな。

 それはともかく、pdfリーダとしては難があってもテキストリーダとしてはつかえるのではないかと思い、旅行中にもらったテキスト群を適当に Kobo glo HDにいれてみたところ次のことがおこった。

 しかたないので謎のファイル群を1000くらいの単位でディレクトリに分割したら、なんとか koreader の方で開けるようになった。ただし nickel の方ではあいかわらず認識しない。まぁこっちで認識したら今度は本を漁るのが大変になるのだが、それはともかく、koreader の方は日本語のことを考慮して作られたものではないので当然のように横書きでフォントもブロック体だしルビもルビの場所につけてくれないしなんか読む気にならない。まぁ読む気になるならない以前にそもそも小説はそんなに好きではないということの方が大きいのかもしれない。

 つまりは300dpiの Kobo glo HD をまだ活用できていないということです。うーむ。

7インチタブレットと6インチ電子書籍リーダの大きさ

 自分はスマホ以上タブレット未満の板状電子機器として7インチのSH-08E(親のおさがり)とKobo glo HD(中古)を持っている。どっちを読書端末として使っているかというとSH-08Eであって残念ながらKobo glo HDはいろいろ使いづらい面があるので読書端末にはしていない。ところで今日両方同じPDFを開いて並べてみたらこんな感じになった。

f:id:inudaisho:20170723213927j:plain

 うーむ。こうして並べてみると横幅は同じくらいで読書のしやすさもたいして変わらんかもしれんと思ったのだが、実際に横幅を測ってみるとSH-08Eは約95mm、Kobo glo HDは約90mmで若干SH-08Eの方が広かった。もちろんテキストファイルを閲覧する場合は端末の広さなどどうでもよくなるのだが、このような画像の場合は広さがそのまま読みやすさ/読みにくさにつながる。やっぱり6インチはちょっと狭いんだな。これでもAndroidならそれなりに読みやすく使えるんだろうが。  といいつつも今出ているAndroidのeInkデバイスはどれも帯に短く襷に長い状態なので、9月以降に出ると目されてる広州文石の boox eNote に期待したい。まぁ素直に Kindle PaperWhite 買っとけばよかったのだろうが。gloHD がAndroid化できたらそれでよかったのに。

windows10 Insider Preview 16232.1000 のタッチキーボード

 身の程もわきまえず、windows 10 Insider Preview にしてるのだが、といっても slow ring なのであんまり頻繁に更新はないのだがこないだひさしぶりにバージョンがあがった。それまでと違って当初ソフトの起動に時間がかかったりいろいろと勝手がちがうところがあったのだが、自分に関係しているところでの一番大きい変化がタッチキーボードだ。タッチキーボードは結構頻繁に使う。特に手書き入力の認識はけっこう便利で変な漢字をいれるときなどに重宝していた。  ところが今回のアップデートでタッチキーボードに大きく手をいれたようだ。まず小さくなった。それまでは指で入力するのを前提にしていたからか、やけにデカくて邪魔だったのだがそれが突然小さくなったので、今までのに慣らされた身としてはものすごく小さく感じてしまった。まぁ小さいのはよい。キーボードも数種類用意されている。これはひょっとしたら何種類も用意して使用統計をとって頻度の高いのにしぼるとかそういうことを考えてるのかもしれない。自分としては手書き・ミニ・フルの三種類くらいでいいのだがまぁいろいろ考える人がいるんだろう。スマホとの統一を視野にいれててPCのことはあんまり考えてないのかもしれない。Microsoftがビジネス用途を捨てたら自分の首を絞めるようなものだとおもうんだが。  ちなみに自分は15年くらい前にskkに染まってしまってからはずっとskkをつかっているのだが、しばらくwindowsをつかっていない間にwindowsではSKK日本語入力FEPというのがうまれていてこれが非常によくできているので、windowsをつかう局面ではこれをいれてつかっている。今windowsをつかっているのはクリスタがlinuxでうごくのと手書き入力が意外と便利だからなので、この二つの優点が消えたら Windows 消してしまうかもしれない。  それはさておき前のバージョンまではskkとタッチキーボードがうまく協調していたのだが、今回のバージョンアップでうまく協調しなくなった。そのうえ一度タッチキーボードの方で入れるとバックスペースして消すことができない。というか変換もまともにできない。まぁ普通のキーボードと手書きの二つしか使うなということなんだろうか。よくわからんが使い勝手が急に悪くなってしまったので、たとえば寝ながら入力するようなことがしづらくなってしまった。slow ringでも面倒なことあるんだな。

Yotaphone2 のeInk面が復活した話

 YotaPhone2 の背面の eInk 面が熱かなんかで横に筋がはいり薄くなるという現象がおこるらしいということは聞いていたが、自分にもそれが降りかかる日がくるとはおもっていなかった。

 東京に仕事で来てとりあえず宿は安いところを攻めていたり人の世話になったりしていたのだが、とりあえずあるカプセルホテルに行ったとき、そこがやたら臭いところで体調まで悪くなった。それと歩調をあわせるように YotaPhone2 の背面に筋が入り黒が薄くなるようになってしまった。もうこわれたのかと半分あきらめた気分になったが、まぁ仕事で時間がとられていたので YotaPhone をどうこうする気分にもならず、そのまま放置していたのだが、そのくさいカプセルホテルを抜けだしてからは徐々に復活していって今では前のように黒いところは普通に黒くなってくれている。ただ、一本横に白い筋がはいったのは直らなかったが細いのでどうでもいい。

 まぁ静電気とか電位とかなんかの具合でそうなるのかもしれない。よくわからんがこういう事例もあるということで記録しておく。