メモ@inudaisho

2017/06/24 はてなダイアリーから引越 / 君見ずや出版

Yota3 (YotaPhone3) の最新情報 (2017/8/10)

(20170822 YotaPadについて追記)

(20170812 酷派の経営状態についてなど追加)

 6月ごろに YotaPhone3 についてハルビンで行なわれた中露博覧会があることは前書いた。そこでYota3と改名することなど発表されたが、ロシアメディアで現地取材したのが二つくらいしかなかった(つまり他の情報源はみな転載)ことと、発表された情報も曖昧で漏れていた情報と大差なかったことにくわえて東京の仕事で忙しかったのでまとめもしなかった。

 Yota3 の情報だが、既に生産・開発が中国の手にわたってしまってる状態のようなので、中国方面から情報が漏れていることが多い。たとえばこれだ。

www.yotaphone.org.cn

 昨日公開された最新情報で仕様が確定したようなものだ。

www.yotaphone.org.cn

 一応まとめると、

  • 前面 5.5インチ Amoled FullHD
  • 背面 5.2インチ E-ink
  • Android7.0 をベースにした YotaOS
  • Snapdragon625 オクタコア2.0GHz
  • RAM 4G
  • ROM 64G/128G選択 さらに MicroSD も差せるらしい
  • カメラ 前面 1300万画素 背面 1200万画素
  • 4GLTE/WiFi/Bluetooth4.2/GPS/USB type-C
  • バッテリー 3200mAh
  • 64G 350USD / 128G 450USD
  • 9月に中国とロシアで発売の予定

 というわけで発売予定以外は前から漏れていた情報と大差ない。

 既に優待券配布サイトが公開されていてときどき見ていたが、なかなか50元の方のチケットがハケかったということは、需要も限られているということだろう。

YOTAPHONE3 全球发布|中国区预售登记-优惠码/价格/上市时间 | YOTA3 DISCODE

この優待券配布サイトだが、whois すると北京の Android 開発会社が持っているようだ。おそらく YotaOS なるものを作っているところだろう。中華スマホはよく知らないのだが、いろいろ情報をあつめているとAndroidの上にかぶせているUIに特色があるらしいので、このYotaOSなるものもUIのことなんだろう。日本の方では Android の開発速度についていけなくなってきて AOSP そのままのUIで出すようになってきたようだが、中国はさすがに熾烈な競争があるのでそういうわけにはいかないようだ。

www.cww.net.cn

 これによると Yota3 は「双卡双待6模22频全网通」らしい。どういうことかというと

  • 双卡双待 いわゆるDSDS SIMカード二枚差して同時待受可能
  • 6模22频全网通 中国の各事業者の 電波形式/band をなるだけ網羅して全ての事業者で使えるようにしてある。
    • 6模 TD-LTEFDD-LTE、TD-SCDMA、CDMA(EVDO2000)、WCDMA、GSM
    • 22频 周波数とかバンドが22 具体的には不明

ちなみにこの张光强は酷派( Coolpad )の人で、SIM2枚差も同時待受もこの酷派が最初にやりだしたものだそうだ。ということで、そこにこだわるのもわかる。プラスエリアをカバーしてるかどうかがまず気になるが、

product.pconline.com.cn

 おなじ酷派のスマホを参考にするとたとえばこれでは21頻の計算になるがどこからみても中国国内向け。それだけで20くらい行くとなれば日本だけでつかってるのをカバーすることはないだろう。まぁしかし結構かぶっているので Yota3 も日本では都会でならつかえるだろう。wcdma5 があるので改造すれば 3G のプラスエリアには対応するかもしれない。

 ただし酷派は東芝みたいな感じで巨大損失を出して現在経営がやばいらしく、古いメンバーを外へ出したりして建て直しの最中らしい。张光强が外に出たのもその面もあるかもしれない。酷派はスマホ事業をやめて資産で食っていく不動産業に転ずるだろうとする予測報道もある。

Yota Plus ?

www.yotaphone.org.cn

 これに Yota Plus という文言がでてくるが、文章の方を読むと、中露博覧会でYota Phone2 といっしょに持ってでてきた物体について言ってるようだ。つまり Yota3 についての推測で YotaPhone2 よりすこしデカいから Yota Plus と言っているようだ。なぜそういうことになったかというと2016年にYotaPadのようなものやファブレットのようなものが出るという情報が出ていたからだろう。

YotaPad все же выйдет в свет

 プーチンの前に出ているのがYotaPadの試作品である。これは結局世に出なかったようだ。しかしこういうのが出るという情報が否定されることなく今年まできたので結局こういう報道になったのだろう。

 しかし博覧会の時点で持っていた物は Yota3 の試作品ですらないかもしれない。百度の掲示板にわざわざハルピンまで見に行った人がいたが、ケース越しにでも展示されていなかったそうだ。手にしてたのは海信A2(Hisense A2)ではないかと疑っている。

   いずれにせよそろそろお披露目会があるようなのでそこではっきりするだろう。

関連記事

 (↓その後書いた関連記事: 兄弟機から仕様の詳細を推測)

inudaisho.hatenablog.com

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