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ルノー ウルトラライト7 のスポークが折れた話

 軽量小径折り畳み自転車のルノー ウルトラライト7 を買ったうれしさのあまり、壱岐対馬まで旅行に行ってみたことは既に書いた。

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 ただ、旅行の最中から後輪の方からカラカラというような異音が出だしたのであんまり走りすぎないようにした。後輪の異音といえば価格コムにも異音のクチコミがある。

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 ここで言われているような問題ではなさそう。でも気になる。ということで、九州方面からの帰りに大阪のなんばにある輸入元の gic の直営店に持っていくことにした。ところが、日本橋のあたりをうろちょろしてる間にその異音が見事消えてしまった。うーむ? そのまま店に持って行くのも何なので、店の前を素通りして、近くの公園で点検すると、スポークが二本付け根から折れていた。

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これは公園ではなく店の近くで撮った写真

 つまりカラカラというような異音はスポークが折れそうな音であったようだ。amazon のレビューにもスポークを折った人がいて紙のようだと憤慨していたが、その人はどうもマジの自転車乗りだったようで最初25kmサイクリングロードを走ったとか3週間100kmで折れたとか書いてる。そんな激しい乗り方をしてるのが悪いんだろうと思っていたが、同じ事態が自分にもふりかかってくるとは思っていなかった。

 もっとも自分も変速つきの軽快車を常に一番重いギアにいれて走っていたので、車輪にかかる力からみれば似たような人種なのかもしれない。小径車は車輪にかかる力が大きいことは予想できるが、それで峠をくだったりするのは危ないしよくない行為だったのかもしれぬ。そのあたりはよくわからんが、5万出した自転車が一日100kmとか走ったわけでもないのに一週間もしないうちにこうなるのでは困る。

 ただ、この個体についてはなんか変なところがあった。箱から出して全体をみたときに、シートポスト(サドルの棒) を締めるところが白くなっていたのだ。うーむ。ひょっとしたらどっかの百貫デブがポチってちょっと乗ってゴネて返品したようなものがこっちに回されたのかもしれない。

 異音が消えたが、原因ははっきりしたのでとりあえず店に持っていったらそのまま預かりとなった。その日は土曜だったので、月曜になって製造元に問いあわせてどうするか聞くらしい。

 月曜になると電話があって、後輪を交換するとのこと。その部品を送るのに2-3日かかるということだった。それができたのが金曜で土曜(2017/9/16)取りにいった。うけとったウルトラライト7をみるとスポークの組み方が前とは変わって両側とも交差するようになっている。前は片面が直、片面が交差だったが片面づつ折れていたので組み方の違いはあんまり関係なさそうだがまぁそんな風にかわった。店に持っていったときはペダルも踏むごとにギシギシ言っていたのだが、今回受けとったときにはその音も消えていた。ついでにそのへんも整備してくれたんだろうか。

 まぁ何にしてもウルトラライト7に乗ってスポークを折る人種というのは一定存在するらしく、自分もそっち側の人種の可能性があるので次折れたときはスポークの交換をしてみたい。これがバリバリ走る自転車での事なら文句のひとつもつけたくなるが、軽量小径折り畳み自転車は目的が違う。せいぜい数キロをコチョコチョ走るあたりに真価があるので、スポークが少々折れたくらいなんともおもわない利便性がある。足のかわりとしてどんどん使っていきたい。

(2018/01/16 追記 その後かなり酷使してますが、スポークが折れる気配は微塵もありません。なんかそういうロットが混っていたのかも?)