メモ@inudaisho

2017/06/24 はてなダイアリーから引越 / 君見ずや出版

文石( Onyx ) がこれから出すBooxシリーズの新商品 Boox Canvas, Note, Max2

 Boox シリーズを出してる文石 (海外向け名称は Onyx )が国慶節後の10月中旬、香港で新商品のお披露目会をやるらしい。文石の微博(weibo)アカウントで宣伝していた。で、そこで紹介される新商品だが、Boox Canvas, Note, Max2の三種類だそうだ。Max2, Note は既に春に情報が流れていたが、Canvas は初めて聞いた。どんなものか。

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文石科技BOOX の微博(weibo)のキャプチャ

 上の画像をみたら一目瞭然だが、Canvas は9.7インチのパネルを使うらしい。Note は10.3インチ、Max2 は13.3インチとこっちは事前情報通りで、eInk社(台湾の元太科技)のパネルをつかった新商品をどしどし開発してる感じがある。ちなみに文石は電子ペーパーのみのスマホも過去に出しているくらい非常に意欲的な会社だ。

 9.7インチというとeInk社のサイト (E Ink Modules) をみてわかるとおり150dpiのパネルなのだがそれをそのまま使うんだろうか。名前からするとお絵描きタブレットということだろうか。となると reMarkable tablet の廉価版という位置付けだろうか。しかし reMarkable は 10.3インチパネルでdpiも高い。Boox Note が10.3インチだがそれとのバランスはどう取るんだろうか。Note はメモリ1M なので Canvas はメモリ多めにして dpi低めに抑える? もしくはYOTA3のように公開していない高精細なパネルがあるということだろうか。わからない。

 Note と Max2 については、9月ごろに出るという予定が10月になり11月になってしまった。この9.7インチから13.3インチのパネルは eInk 社の分類では "eNote" 向けということになり、7.8インチ以下の "eBook" 向けとは違う扱いになっている。ちょっと大きめのパネルは生産ラインが別なんだろうか。Dasung の新ディスプレイ Paperlike Pro も 150dpi のものはもう出たが、ソニーの DPT-RP1 と同じパネルをつかうバージョンは11月とアナウンスされている。AmazonKindle paperwhite の新型も10インチあたりのパネルをつかっているようだが、Amazon の新製品発表会で出てこなかった。ソニー電子ペーパー事業のために eInk 社と合弁会社を設立するくらいいれこんでいる。よくわからんがそのへんの絡みで大きめのパネルの生産がおいついてないんだろうか。

 消費者は何も考えず口を開けてほしいほしいと言っていれば済むが、生産者は計画を立て、工場建設などに事前投資してから首尾よく生産・販売して利益を上げないといけない。そのプロセスのどこかで失敗すると簡単に倒産・廃業する。LCDみたいに大量に出ているものならそのへんの計算も楽だが、電子ペーパーのようなニッチなパネルだと大量生産にうまく対応できないような仕組みになってる可能性もある。出るらしいから待つしかないな。

BOOX N96ML(JPモデル)

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BOOX MAX CARTA(JPモデル)

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ソニー デジタルペーパー dpt-rp1

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