手頃な大きさと比較的高ppi、それにHDMIポートもついているということで発売の待たれる文石科技( Onyx ) Boox Note であるが、去年の11月頃には年末に出るという情報があったまま音沙汰がない。文石科技の微博(weibo)でもいつ出るのか責めたてられている始末だが、発売時期も明確に示せない状態だ。(一月末という情報もあるが春節前なので微妙)
Boox Note は Boox Max2 の姉妹版のようなものらしい。最大の違いはパネルで、Max2 が13.3インチ 2200x1650 (207ppi)のパネルを使っているのに対し、Noteが10.3インチ 1872x1404(212ppi)のパネルをつかっている点。文石科技が微博(weibo)で漏らした情報によると Max2 のパネルはなんか黄色いのだが、Noteは白いらしい。こういうところもMax2のパネルに疑問が湧くところだが、買ったものはしかたない。たぶん Note は新しいパネルをつかっているのだろう。ただし残念ながらNoteはメモリが1Gしかないらしい。
ところで Max2 に KoReader をいれてみようとしたがうまくいかないのでググっていたらこういうのをみつけた。
Boox Note のベータテスターが KoReader を入れてみようとしたところ、最初の画面から進まない。Boox の技術者に相談したところ、KoReader は普通のフレームワークではなく Native Activity を使っているからだ、とのこと。KoReader の開発者はそれに答えて 普通のってなんだよ... みたいな返答。
とりあえず Boox Note はまだベータテスト中のようだ。ところでこの書き込みのおかげで重要なことがわかった。Android 内部の話になるが、Activity というのは Android の重要な概念の一つで大雑把にいうとアプリが動作している画面の入れ物だ。どうも文石科技の技術者はアプリ側にあまり自由にさせてないようだ。たとえばこの同じ KoReader を同じ Android6 をつかっている YotaPhone2 に入れてみるとそれなりに動く。Boox Max2 にいれてもこのBoox Note での現象の報告とおなじような事になるので Note と Max2 はソフト的にはほぼ同じものなのだろう。
ところで Boox Max2 本当に1650x2200なのか気になって1ドットおきに線を引いた画像を1200x1600と1650x2200の二種類作って表示させてみた。
YotaPhone2 で普通に撮ろうとしてもとれないので百均のセリアで買ったマクロレンズをつけて撮ってみた。
1200x1600の方はモワレがでているが、1650x2200の方はモワレがない。本当に1650x2200のようだ。
BOOX Max2 電子書籍リーダー 13.1インチ大画面/Android6.0/デュアル・タッチ/Wifi対応/HDMIインターフェース
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