文学部の昔からあるオーソドックスな学科に行ってた人は大量のコピーをとってたとおもう。自分が大学に行ってたのは前世紀末から今世紀初頭(の10年間)なのだが大学の近くの4円コピー屋のスタンプカードを作り、図書館で借りた本を持っていってひたすらコピーしてた。そうしてコピーしたものを全部読んだのかといえばそうでもないというのがまたつらいところだが、今でもそのコピーの塊は箱につめてあったり本棚に積んであったりする。
ところが知らないうちに研究室にある複合機が電子化に対応していて、紙ではなくPDF化してくれるという夢のような事態になっていることは耳にしていた。実際にそれで抜刷なんかをPDF化したものをもらったこともある。そういう複合機でPDF化したことはなかったが、そのうちスマホが一般化してから、図書館の本を写真にとるということをときどきやっていた。しかしそれだとやはり画像を加工する必要もあるしあまり綺麗にとれないので読みづらかった。(すでに電子化はスマホのカメラで実現していたタイトル詐欺)
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しかし去年はそこそこ稼いだので経費にするべく年末ぎりぎりになってから沖のA4レーザープリンターの複合機(廉価版)を買った。届いたのは年始なので去年の経費にできるかどうかはともかく、最近になってようやく部屋を無線LAN化してプリンターもネットにつながるようになった。複合機なので当然ながらコピーもできる。しかもよくよくみてみると、スキャンしたものをネットワークの特定場所に置くのもできるし、USBメモリに置くのもできるらしい。
ということで、こないだひさしぶりに図書館に行って本を二冊借りたのだが、一冊はがんばって読み、もう片方は資料とするためにスキャンしてPDF化してみた。
ほぉ... いや... これは... Boox Max2 はほぼA4の大きさなので、A5の本を見開きでコピーしたらほぼ同じ大きさで表示できる。しかも今回一冊はPDF化してこんなふうに読めるようにしたが、もう一冊はそのまま読もうとしたので、その本を持ってあちこちに行くと、本が邪魔になるのが実感できた。それがこれだと全然邪魔にならない.... 荷物が増えない....
昔はこんな感じのものを大量に作っていたのが...
自炊をしたい人の気持ちがすこしわかった気がする。ちなみにdpiは初期設定の200dpiでしたが、特に不満なく読めた。Boox Max2 、いろいろアラはあるがやはりいい買い物をしたとしか思えない。
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