まぁなんといいますか順調に進んで今日は
- ディープラーニング基礎
- CNNを用いた画像認識
を終えて次の
- Cognitive Toolkit (CNTK) 実践
というのにとりかかったところで集中力が切れて今日中に全部やるのは無理。でもまぁ明日中には終わるだろう。めでたしめでたし。
しかし、ここまできてやっとおもしろくなってきた。やってることはライブラリを呼んであてはめるだけなのでチンパンジー的な作業だが、ディープラーニングの仕組みがおもしろい。なにせ中で何が起こっているのか完全に把握されてるわけではないところがいい。構造をつくってパラメータをいじったら学習精度があがるのだが、そこに失敗すると「過学習」に陥ったり、学習精度が発散したりするそうだ。ディープラーニングといいつつもやってることは仕組みを育てているようだ。特に過学習とか学習の発散とかは人間と大差なくておもしろい。ディープラーニングは今までの他の機械学習よりもなにより精度が高いからどんどん研究が進んでいるわけだが、ディープラーニングの方向とはまた逆の統合失調的なディープラーニングとか頭の悪いディープラーニングの研究とかもそのうちでてきて、たぶん人間の学習法や精神治療なんかに還元されることもあるんじゃなかろうか。
Aidemy 自体もそうだが、プログラムは所詮は手順を記述するものだから、パターン化されると中身を理解していなくても、そのパターンをなぞるだけでできてしまう。非常に浅い目先の事だけをやるのもパターンでできるのだろうが、その一方で思考だとおもっているものも、どこかはパターン応答だけだったりするので、どこからどこまでがパターンを当てはめているだけなのか、反省してみるのもおもしろい。
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