KDPで著作権切れのものを売る同業者は浮沈が激しくてどんどん消えていくのだが、なかなかすごいところがあるのに今ごろ気付いた。
ここの特徴は
- デザインに凝っている
- 内容が絵に偏っている
まぁ美術系の出身なんだろう。その昔、写真系の美術の人がログデザインとかいうのを立ちあげていたが、似たような感じでほぼプロみたいな人が参入してきてるんだろう。国会図書館のものを下敷にしてるのも多いようで、君見ずや出版とかぶっているのもある。かぶせてきてるのかもしれないが、より読みやすい装丁で読者に届くのであればそのほうがよいのではなかろうか。しかし数冊でやめてるということは、あんまり売れてないということがわかったからやめたんだろう。
ただ前にも書いたが、国会図書館のもの使っている場合は Amazon の商品説明のところに遠まわしでもなんでも国会図書館のものをつかったということは書いたほうがいい。ブログに書いてあるというのは言い訳にすぎない。そういうところから、プロ出身じゃないな~と感じるが、最近の美術界はオリンピックのデザインで下手打ったおっさんみたいにパクり上等が横行しててそんなのでも許されるのかもしれない。
しかしこのクオリティでどこまで続けれるかだな。これだけ労力を投入しているとそこそこ売れるのかもしれないが、品揃えの推移をみると、まだいろいろと模索中のようだ。最近刊はKDPのハウツー本だ。ハウツー本なんてのはコンテンツを持たない人が出すものなのでやっぱり売れてないのかもしれない。
まぁでも、表紙のデザイン能力だけみるとなかなか高いのでそれだけで食ってける人なのかな。
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