メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

オンライン大学

まだ完治してないのに大学開始

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID19)っぽい病気からまだ完全に治ってないうちに大学が始まってしまった。実はかなりよいところまで治ってきていたので、あと少し、一週間くらい後だったらかなりすっきり治っていたとおもわれるのだが、始まってしまった以上は登録のためにいろいろやらねばなるまい。40代大学院生にカネを出してくれるところはないので自分で出したカネの分はもとをとらねばならぬ。

オンライン大学

 というところだが、半病人の身にありがたいのは音声だけのオンライン大学であることだ。これなら座りながら、場合によっては寝転がりながらでも参加することはできる。問題なのはガイダンスなどなかったのでこの大学の仕組みがよくわからないこと、というか院試に通ってから病気のせいで研究室の人とほぼ接触がなかったので詳しいこともわからないし、治療に専念していたのでシラバスもろくに把握していないことだ。しかもまだ集中してなにかやると病気が重くなるので全部見通してやるのはなかなかつらく、かなり中途半端にシラバスを押さえていくことになる。ということで今週はとりあえず今週の分だけその前日に決めて押さえていった。

 院生なので大学院の必要なところだけ取っていけばいい...というか研究やってればいいのだが、普通の院生とはちがって、学部でやるべき基礎を抜かしている。あとついでに古文書読む訓練とかその方面の基礎知識も得たい。ということでとりあえず多重もぐりをする方向でいろいろ登録してみた。多重もぐりといっても結局オンラインで参加するのは一コマ一つだけで、他のは資料をみるだけになるがそれでもパソコン操作するだけでできるんだから現実よりも簡単である。しかも単位の取得は目的としていないのでダメでも問題はない。

寝ころびながらでもできる

 さてこの二日間やってみると、スマホテザリングでノートパソコンというスタイルだからだが、聞くだけのものであれば寝ころびながらでもお茶を沸かしながらでもトイレに行きながらでもできる。特に最初なのでガイダンス的なものが多く、それほど負担ではなかったので初日は専門もいれて三コマ、今日は五コマもやってみた。さすがに初日はつらく、三コマでへばって寝てしまったが、今日は四コマ目まで耐えれた。そこで30分ほど寝て、最後のコマをこなした。

 ただこれは作業が増えてくると無理だろうな。それまでになんとか治さねばなるまい。この二日の作業で当然ながらすこしぶり返してしまった。まぁこの病気死ぬまで治らない可能性もあるが。

どうせ死ぬなら好きなことして死にたい

 寝てるだけでよかったころは、この病気、仕事してる人は治すヒマがないだろうな、と他人事のように思っていたが、自分もその境遇になってしまった。しかも自分の場合、自分でカネを出してそういう境遇に身を落としているんだから世話がない。まぁしかし、どうせ治らない病気で死ぬなら死ぬ前に好きなことやって死んだ方がよいではないか。 ということで開始までに治せなかったのは運命ということにして、どんどんオンライン大学やることにする。

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印刷式カラー電子ペーパーの仕組み

印刷式カラー電子ペーパー製品のラッシュ

 最近印刷式カラー電子ペーパー製品が大量に出てきている。それをいちいち紹介していきたいのだが、しつこい病気のせいでちょっと集中してデータを集める程度の事がやりづらく、手をつけていない。日本でも買える製品があるのでだれか買って紹介するだろうからそういうのをアテにしてください。こちらはカネがない。ということでここでは仕組みに焦点をあてて動画だけ紹介する。

Hisense A5C の画面解析動画

 さてEInkの新方式、印刷式カラー電子ペーパーがどのような表面構成をもっているかについては、四コマで三色+白というカラーフィルター方式の延長上での説明くらいしかなかったのだが、三色に白を補う目的は、カラーフィルター方式だとフィルターの層の分明るさが落ちてしまうから、白で明るさを補うのである。EInkフィルムの上に直接印刷することでカラーフィルターの層を撤廃して明るさを向上させた印刷式の説明にはそぐわないとおもっていたのだが、実際に表面を観察した動画を上げてくれた人がいた。これ。

www.youtube.com

 みての通り、三色の筋を表面に印刷し、それを巧みに利用することで色を表現している。なので、利用しているのは四ブロックどころではなくもっと大きい単位だが、色は人間の目の錯覚を利用して表現しているのでこれくらい大雑把でもよいわけだ。そして白黒のレベルではもっと精細な表現が可能ということになる。いやーよく考えたものだな。

 はい。以上です。おわり。

甘草も試してみる

やばい、なかなか治らない...

 さてウコンを投入してなんとか常人並みの行動ができるようになったものの、集中してなにかするとすぐに症状が復活してくる。これはやばい。治ってない。そろそろ大学院が始まってしまう。そもそも院試に通ってからの3ヶ月=闘病期間で、最初はナメて調べ物ばっかりやってたので病気がいまいちよくならず進行させてしまった。ということで病気とのシーソーゲームをずっとやっていたのだが、味噌・緑茶・ウコンでなんとか健常側まで戻せたものの気を緩めるとまた戻ってしまう。はぁぁ研究とか何もできない..

 というところへ身内の不幸が発生。大学のオンライン化準備の重要な尖兵と思われていたのでそれと両立させようとすると病気が勝ってしまう。ということで大学のあれこれをとりあえずザックリ切って、身内の不幸イベントをこなしたのだが、こっちも話を聞けば(略)

 それはさておき、身内の不幸イベント期間を伊右衛門一日一本で通してみたところ、みごとに悪化してしまった。調子のいいときの一時間ではなく具合がわるくなりつつある数時間の車内の空気を親と共有したのでひょっとしたら親にもうつしてしまっているかもしれない。まぁそれはともかくなんか肺に広がりがあるような気がする。

甘草

 ところで、甘草は漢方薬ではかなりの古顔で、かつ緩衝役としても具合がよいのでいろんな処方に補薬として調合されているらしいのだが、これが単独でも肺にきくらしい。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対しても漢方のいろんな処方がでてくる中でこの甘草は必ず顔を出してくる。 ということで試してみることにした。

どこで手に入るのか?

 しかし甘草はもろの漢方薬なのでどこに行けば手にはいるのかよくわからない。食品添加物としても結構メジャーらしいので、探せばあるのかも、ということだが今は自粛であいてるところが少ない。ということでとりあえず中華物産屋に行ってみたらあった。それもお茶と料理用の二種類があるといわれて安そうな料理用を所望したらおばはんが裏から使いさしの甘草の袋をもってきて、手でわしづかみにして適当に測ったのをくれた。あとでググった値段と比べても安いのでこれが甘草なのかよくわからんがまぁ手に入ったのでよしとする。

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甘草50g

とりあえず煮て飲んだ

 で、適当にググると一時間煎じるとかお茶なら熱湯10分とか書いてあったので若干煮て火を止めてしばらく放置したのを飲んでみた。

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煮た甘草

 さて... かすかな甘みは感じるのだが。あんまり甘くないぞ? と、いうことで飲んでしばらくしてから胸になにか来るものがあり若干気分が悪くなったのでとりあえず寝た。この病気、よくなるときに気分が悪くなることはよくあるので、よい兆候かもしれないが、悪い反応かもしれない。とにかくなにか反応があるのはよい。買ってきたかいがある。

 ちなみにこれも大量に飲むと害があるらしく緑茶のようにガブガブ飲むのはおすすめしない。

感想

 ということで今日買ってきて飲んだところなので感想しかないのだが、一杯のんだのは効果のある気分があったので二杯目も飲んでみたがこっちはそれほどでもなかった。ただの感覚で言うしかないのだが、たぶん甘草も効くところが限られていて完治に導いてくれるものではないのかもしれない。胸の中央から上へ向いてなにかあがってくるような感覚があった。今までのものとは違う感覚ではあるものの、問題の剣状突起裏あたりではないので、とりあえず、夜になってからこれまでの定番の味噌・茶・ウコンも食った。さてどうなることか。去年までの生活ならシーソーゲームで押しつづけるだけも可能だったものの、今年は大学院に行くつもりなので少なくともシーソーゲームから抜けださないとまともなことができない。もう時間がない。

(20200502)結果 → 効果あるかも

 さて二三日飲んでみた結果であるが、効果はありそう。甘草飲みすぎるとむくんだりするらしいがのみすぎたせいか二日くらいで早速顔がむくんだので量は減らしている。その成果としては剣状突起裏あたりにずーっといすわっていた感覚が弱くなって、肺の中央全体に広がった感じ。そのかわり若干息苦しくなった気はする。これがよいことなのかわるいことなのかわからないが、とりあえずよくなってる気はするので量を減らして続けてみる。どうせ治療法ないし。

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茶 + 味噌 + ウコン + 甘草

甘草はステロイド剤に近いらしい

 甘草はステロイド剤と似た働きをするらしい、ということで効いているようにみえるのもある意味納得ではある。そもそも2月3月ごろにステロイド剤を塗ったら立ち所に症状がおさまったのだ。しかしそれでは再発/再罹患をふせげていなかったというのと強すぎて副作用が怖いというのでやめていたのだ。まぁ甘草でそれなりに治るならそれでよし、再発するなら甘草飲みつづけるしかないかというところか。

 ところで、漢方薬の処方の多くに使われている甘草について、そういう働きがあると知ると、漢方薬への見方がだいぶ変わってきた。ステロイド剤つかいまくりで効果だしてたのか....

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ウコン(ターメリック)も追加してみた

Curcumin の多いウコン

 お茶が効くかもという査読前論文はこれ↓だが、その効くかもしれないリストの二番目にあるのが Curcumin。

www.researchsquare.com

 一応説明しとくと、これは生体内で効果を認められたとかではなく、物理的にハマるかどうかを、既知の抗ウイルス・抗SARS効果のある食品物質でみたというだけなので効くかどうかまではわからない。わからないのだが、食品なので一般人でも試そうとおもえば試せるものである。なので一番目が効果があるなら二番目も試そうと思うのは人情だが、自分はそこで Curcumin を含むものと勘違いしてクミンを買ってきて、かけてもたいして効果がないのでそれはとりあえずやめていた。しかしクミンに Curcumin はなくウコン(ターメリック)に多く含まれるということなので、そりゃきかないはずだ。ということでウコンで試すことにした。

 お茶を追加してからもう2週間がたったがなかなかすっきり治らず、大学が開始を遅らせたとはいっても、連休あけにはオンラインがはじまり、そろそろその準備に狩りだされそうなのでちょっと、というかかなり焦っているのだ。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)もかなり性質があきらかになってきて、T細胞を食いころすが相打ちになるというのだから、なるだけ遊離定着をおさえれば人体の免疫機構でなんとかできるところまでいけるはずである。抑えられるものならなんでもいい。

ハウスの100円ターメリック(ウコン)

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ターメリック(ウコン)とお茶

 とりあえずスーパーで売ってる100円のターメリックを買ってきてお茶に入れて飲んでみた。なんというか粉っぽいがいい感じはある。しばらくすると胸のあたり、ちょっと痛痒い感じがある。これはちょっと効くの速すぎないか。

 ということだが、翌朝になると胸..心臓と肋骨中央の間くらいのところに圧を感じるがその他のところはそんなに感覚がなくなっている。とくに頭部から肩。うーむこれはかなりよさそうだ。ただしちょっとダルいんだがまぁ変化があるとダルくなるのはつきものなので寝てたら治るかもしれん。

 ということで、これからウコンも加えることにする。お茶・味噌・ウコンそれぞれ主に効いてる感じのするところが違うのでなんか他にも組みあわせるといいものがあるかもしれん。

カレーに茶と味噌をまぜてもいいかも

 さてなんだかんだいいつつも回復傾向にあるのはまちがいなく、こないだひさしぶりにスパゲティみたいなの食ってみたがそこにも味噌と茶をまぜていた。

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トマトソースに味噌と茶葉投入したとこ

 味噌と茶葉って何でも合う感じなので、カレーにいれてもいけるかもしれん。ターメリックをそのまま食うのよりは食いやすそう。さすがにお茶にウコンいれたのを毎回のむのはつらいところがある。

(20200424 追記) 効果あり

 さてしばらく試したところ、頭部肩部から感覚がなくなって、胸の真ん中かみぞおち(剣状突起裏)あたりくらいに感覚が制限されるようになった。そして常人に近いことができるような状態。この調子で続けると治りそうな気にさせるものではあるが、その一方でウコンをとりだしてからなんというか今までとは違うダルさがでるようになった。ウコンの過剰摂取で検索するとわかるが、人によってはウコンは肝臓に負担がかかるものらしい。ウコンは簡単に手に入るものなので、マニアックな人が過剰摂取することがよくあるようだ。自分はどうもそのすくない例の数に入るようである。ということでとりすぎはよくない。

 ウコンだけでいいじゃないかと思われるかもしれないが、味噌も茶もウコンも効いてるところが違う感じがあるので組みあわせて食った方がいいだろう。自分の感覚ではだいたい味噌→心臓・血圧、茶→胸、ウコン→肩・頭部という感じ。たぶんウコンは難水溶性なのでリンパ系、茶・味噌が血管という感じなんではなかろうか。

 食事療法にこだわっているのは、それが大量に提供されるものであるがゆえに、安価でつづけることができること、方法が確立しても供給不足になりづらいこと、薬品は効くかわりに量の加減が難しいからである。漢方のなんとか湯が効くからと何も考えず飲むのはよくない。漢方薬「証」にあわせて飲むべきものなので、医者の診たてが必要なのだ。ウコンも人によっては肝臓への負担になることなどみればわかるとおもう。茶・味噌のようにガブガブ飲んでも問題ないのはなかなかない。

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緑茶でも効き目に違いがある

茶葉の売りの違い

 最初買ったのが切れたので、市内のスーパーで適当に緑茶を買ったのだが、これが効き目があんまりなかった。二日ほどして胸に症状が戻ってきたので、ためしに最初買ったものと同じものをその店まで行って買ってきたところ、たちまち胸の症状が弱くなった。両方とも同じ茶問屋のOEM商品なんだが、最初に買った茶葉Aは売り場でカテキンを強調していた。他の売り文句は「濃厚でマイルド」。次に買った茶葉Bが強調してたのは「まろやかさ」で「渋みがすくなく、まろやかでおいしい」とも書いてある。

 コロナに効くとされるエピガロカテキンガレートは茶に含まれるカテキンの中の一種で要は渋みなのだが、その渋みがすくないとなると、後処理で火をいれている可能性がある。そうするとほうじ茶や中国の緑茶とおなじことになりエピガロカテキンガレートも減ってしまう。本当にそうなのかどうかはよくわからんが、とりあえず症状とエピガロなんとかを直結させるとそういうことになる。

のみやすさを追求すると薬効がなくなる

 この渋みをなくすためにいろんな工程が積まれてその結果渋みがまるくなり飲みやすくなるのだが、今求めているのは渋み成分のもつ薬効。なので飲み物として進化したほうじ茶や中国茶や紅茶は今求めている薬効の面ではダメということになる。実際自分は紅茶が好きでガブガブ飲みつづけていたので紅茶が効くなら今こんなふうにして苦労はしていないことになる。

抹茶は後工程が少ないので案外薬効が残っている

 抹茶は茶葉を粉末にしたものなのだが、緑茶とは茶畑の茶のつくりかたが違っていて、収穫の前にかぶせものをして直射日光にさらされないようにし、うまみをのこす。なので、生の成分としてみると一般の緑茶よりは薬効成分が少ないのだが、後工程がそんなに多くないので案外薬効成分が残っている。抹茶を飲むのもよいかもしれない。

薬効の面でいいのは夏の荒茶?

 市内のスーパーでもうすこし茶葉を探すとカテキンを前面に打ち出したものがあった。その説明をみると、夏に採った茶葉で太陽によく照らされているからカテキンが多いと書いてある。となると最初に買った茶葉Aも去年の夏に採った茶葉がもとなのかもしれない。

 それからもうひとつ、薬効を求める人間がみるべき指標としては「荒茶」というのがある。これは茶農家が作ったそのままの茶葉のこと。茶葉をとって蒸して揉んで乾燥させたものが荒茶で、それを茶の工場にあつめて適宜後工程をくわえたりブレンドしたりして製品の茶葉ができるということらしい。であるから一番いいのは夏の荒茶ということになる。

 とはいえ荒茶を試す日が来るかどうかはよくわからない。効かない茶を買うよりはと、その最初に買った茶葉Aを4袋ほど買ったのだ。もうだいたい体調は良好になりつつあるので、もうすこしよくなったらこの茶葉でしばらくはしのげるだろう。コロナ騒動を泳ぎ切れそうな目処がもうつきそうなので、あとはどうなろうがどうでもいいです。