東日本大震災の二週間後に自転車で東京から仙台まで被災地見物した写真をつかってkindle本をつくってみた。関係なさすぎるのや重複をはぶいたら写真が600枚くらいになったのでそれを二冊に分けた。
作りかたは昨日日記に書いたものに準じたが、画像が多すぎてmobiにするとファイルサイズが50Mを越え、アップできなかったのでjpgの品質をおとして画像のサイズを減らした上で擬似的にepubにしてアップした。やりかたはこれから書く。
ファイル構造
- a.html(本文)
- a.opf (定義ファイル)
- a.jpg (表紙画像)
- a.nav.html (機械向け目次)
- image/*.jpg 画像(300枚くらい)
ポイントとしては
- 写真 + 縦書き
- epub3様の仕様だと、使用している画像をa.opf(定義ファイル)に全部書かないといけないようだが、写真を増やしたり減らしたり頻繁にしてたので、そんな面倒くさいことはしなかった。a.opf(定義ファイル)は昨日書いたものとだいたいおなじ
- jpgの品質だが30まで落とした。35くらいでようやく127kBを下がってくれた。もともと携帯で撮った写真(1280x960)なのでそんなにキレイなものではないからそれでも大差ないようだ。画像のサイズを小さくするのも品質を落とすのも大差ないんじゃなかろーか。しらんけど。
- 品質の落としかたは mogiry -quality 30 *.jpg みたいな感じ(imagemagick)
最初写真の画質を落とさずにアップしてみると、96Mもあったので失敗した。
これからepub形式に作り替え?えぇぇぇぇぇぇ
とおもったが、とりあえず疑似的にepubにみせかけることにした。要するに mimetype と META-INF/container.xml を置き、container.xml の指示先を a.opf にして zip に固めてアップしてみたのである。そしたら普通に通った。めでたしめでたし。
mimetype
application/epub+zip
META-INF/container.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <container xmlns="urn:oasis:names:tc:opendocument:xmlns:container" version="1.0"> <rootfiles> <rootfile full-path="a.opf" media-type="application/oebps-package+xml" /> </rootfiles> </container>
そして
zip a.epub mimetype META-INF/container.xml a.opf a.nav.html a.html a.jpg image/*.jpg
で完成。
ファイルサイズが大きすぎて2.99ドルか300円かにしかできない。3ドルにしといたけどどうなんだろう。売れそうな気がしない。何十匹目のどじょうだって感じだし