メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

Kindleの固定レイアウト(漫画など)のhtml目次

 KDPでは固定レイアウトの本でもhtml目次をつけることが推奨されている。漫画なら数項目しかないからそれでもいいだろう。しかし、html目次の細目が100とか200とかある長大なものになると、画面からハミでたりものすごく縮小されて表示したりする。これでは無い方がマシとおもって付けず、画像化された目次にリンクはってお茶を濁していた。
 しかし節録したために画像化された目次すらない本をつくってしまい、そのhtml目次をどうするか考えたときにハタと気付いた。長大だからハミ出るのではないか。長大なものを分割して別々のhtmlにして、opfファイルのspineで順番にならべておけばそれでいいのではないか。結局画像もhtmlに載せてそれを並べているだけなんだし。
 そういうわけで5-60程度の塊に分けていってダラダラつづく目次をつくってみたらできた。そのままだとどこが目次の終りか一見してわからないので、続きがあるということを明示するために「目次2へ」、「目次1へ」みたいな相互リンク型式にしておいた。使い勝手から考えるとよくはないのだろうが、まぁ論理的目次がつかえない端末だともともと不便なのだからしかたない。画像の目次を提示されるよりましだろう。
 配置する場所はspineの先頭にした。縦書きにしてもいいのだが二段組とかうまくいかなかったのでそういう方向には凝らないことにして、ただolリストのスタイルを指定だけしておいた。
 ということで手間が増えてしまった。面倒なことだ。まぁ画像化したものは目次がないと不便だからしかたない。今まで出したものも遡ってつけていくか。