(2017/09/24 他にもいろいろみつけたので追加)
reMarkable という 10.3 インチの電子ペーパーデバイスのレビュー動画が 電子ペーパー情報サイト Good e-Reader に出てきたので紹介する。紹介といってもリンク張るだけだが。
次はthe eBook reader の紹介動画。こっちはしゃべりがボソボソだが詳細。
これらはreMarkable単体の紹介動画でいろいろさわってくれてるので英語わかんない人でもだいたいわかるだろう。特筆するべきなのは描画性能で、絵を描くような感じで線を引ける。それがよくわかるのは次の Sony の DPT-RP1 との比較動画だろう。
(Good e-Reader)
(The eBook Reader)
DPT-RP1 はPDFへの書き込みに特化しているので線種も多くなく、reMarkableと並べてそこだけ比較されると汚くみえてしまうが、そのかわりマーカーなどの機能は優れており、メモしやすい。reMarkable はどこにでも絵を描けるという感じになり、本にメモするという点ではちと微妙になる。目的が明らかに違う。
ちなみに使われている eInk社の電子ペーパーのスペックを以下を参考に比較すると、
製造名 | インチ | 画素数 | サイズ(mm) | dpi | E Ink Film | Backplane |
---|---|---|---|---|---|---|
ES103TC1 | 10.3 | 1404 x 1872 | 157.25 x 209.66 | 226 | Carta 1.2 | Flexible |
ES133TT3 | 13.3 | 2200 x 1650 | 270.60 x 202.95 | 206 | Carta 1.2 | Flexible |
このように10.3インチのパネルをつかっている reMarkable の方が 13.3インチのパネルをつかっているDPT-RP1よりもdpiが高い。そこが10.3インチの電子ペーパーデバイスに注目する所以だが、この程度の差なら後は使い勝手だろう。
ただしこの reMarkable、629ポンド(約9.5万)とまったくお安くない。まぁしかし iPhone X が14万もしたりするのもこれが高く感じるのも日本が沈没しつつあることの反映かもしれないとどうでもいい感じで締めておく。
44分とものすごく長いレビューもあったので追加。
- 出版社/メーカー: Sony
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