東京までやってきた。今回最初は鳥取に行ったので移動費宿泊費は全部出るということである。ということで、滅多にのらない飛行機に乗った。乗ったのはいいのだが連休のせいで都合のいい時間にとれず夕方に着く便になった。
ところでこないだ買った折畳み自転車のルノー ウルトラライト7 (RENAULT ULTRA LIGHT7)を鳥取まで車に乗せて持っていっていたのだが、国内で飛行機にのる機会は滅多にないだろうということで自転車も持っていってみることにした。試しに持っていったら案の定、機内持込はできなかった。自転車はとにかく機内はダメらしい。軽いので託送は問題ない。
黙ってれば持ち込めるかもとおもったが、検査のところにあったこれをみるかぎりでは大きさ的にも厳しそうだ。あとは検査でハネられるかも。飛行機といえば海外でしか乗ったことがなく、毎度毎度細かい検査をうけて辟易していたが、国内でも同じような細かいことをすることがわかった。(当たり前だ)
羽田空港につくと、自転車は職員が手で出してきてくれた。ボロボロになった百均の袋に入れたものを丁寧に扱ってくれてるのでなんというか恐縮ではあった。
それはともかく出口である。とりあえずさっさと自転車を組み立てたのはいいものの、羽田空港はパっと見 高架がグルリと囲んでいて、あんまり自転車で飛び出ていいような感じではない。ANAなので第二ターミナルだったのだが、何も調べずとりあえず出たものの、自動車専用道路っぽいので高架からひきかえして第一ターミナルに行ってしまった。とりあえずスマホのGoogle地図でみるかぎりでは国際ターミナルが道に近いらしい。ということで、国際ターミナルまで連絡バスで行ってそこから出ることにしたら、今度は国際ターミナルからの出口がわかりやすく、なんとか出ることができた。
国際ターミナルも国内ターミナルもその南側に環八に接続している都道があり、そこに歩道がついているという事のようだ。あとから調べたらこんな便利なものがあった。
わかっていれば無駄に国際ターミナルまで行くことはなかったかな。そもそも電車に乗って適当なところまで行ってれば問題なかったのかもしれない。
羽田空港の島から出る最後にこれがある。
これは羽田空港の島にあった穴守稲荷の鳥居らしい。戦後空港を拡張することになってGHQの威光で周辺住民を退去させようとしたが、鳥居だけは残り、それが最後にここに移設されたということのようだ。調べると祟りがどうこうと書いてあるが、東京の近くの人口密集地を強制退去させようというのだからまぁそういうこともあるだろう。
ところで自転車で飛び出たのはいいものの、宿もなにも押さえないまま飛び出し、適当に東京中心の方へ向かって走らせたので、道々旧東海道の遺構をみかけてその気になってしまい、最後は日本橋まで走ってしまった。この自転車、チャチいのに機動力がありすぎていかんよな...
この日だけで20kmほど無駄に走ってしまった。実にけしからん自転車だ。