メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

YotaPhone2でB42を受信するか実験(再)

 昨日中途半端に実験をしたので確実に追試しようとしたらYotaPhone2を落として割るという失態を演じて中断したのだが、今日再度確認してきた。

 LTEのバンド42は去年使われだした3.5GHz帯でドコモ初のTDD方式ということになっている。主流のLTEFDDといって行きと帰りで周波数帯を分けるがTDDは帯域はいっしょで時間で行きと帰りを分けるという書くと簡単なようだがなかなか難しいものであるらしい。ということでアメリカや日本なんかでも理論だけあって実用化せずにいたものを中国の方で国策でもって実用化までもっていったものらしい。ドコモは見向きもしなかったものの、LTE の速度を上げるためには密度を上げる他に帯域をいくつも同時に使う方向に行かざるをえず、電波帯のやりくりがキツくなったドコモがついに手を出したということらしい。
 YotaPhone2の中国モデルはTDD対応でB41がつかえるということになっているが、そんならついでにB42もつかえるようになってるのではないかとおもい、試してみることにした。ということでドコモのLTEを全部網羅する lte_bc_config は B1/B3/B19/B21/B28/B42 の 2199158784005 ということになる。そして3.5GHz帯のアンテナのあるとこだが
サービスエリアマップ | エリア | NTTドコモ
 これに緑のエリアで表示されている。昨日はもっとあやふやな情報で試したので電波がとんでいないところでB42の実験をしていたが、今日は確実にB42の飛んでいるところに行ってきて試した。結果としてはB1/B3を切るとすぐに3Gの方に落ちてしまいそのまま。3Gを切るとどこにも入らないという結果に終わった。
 YotaPhone2をドコモ網で使う場合現状でLTEがB1/B3しか入らないのであればそれだけの設定にしておいた方が無駄に電波を探しにいかないので電気が減らないかもしれない。B1/B3なら101なので lte_bc_config は5となり一桁なので入力ミスもしにくいだろう。