メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

ショルダーバッグを買った

 普段使いのカバンにショルダーバッグをつかっている。海外旅行のときもそれを持っていくので普通のショルダーバッグよりはデカい。バックパックを買えばもっと入るし動きやすいのだが、背負うとカバンが見えなくなるので防犯上は好ましくない。それから背中に汗をかくので不快だというのもある。中国で肩に斜めがけする形式のを買って気にいってから、中国で買ったショルダーバッグばかり使っていた。中国は軍隊の行軍鞄の一種の紅軍包というのが広く使われていたせいか知らないが、こういうスタイルのカバンが豊富にある。実際、観光地で買った紅軍包を使っていたこともある。帆布地はほつれやすく、その紅軍包もほつれて壊れた。

 最後にそういうものを買ったのが2014年夏。台湾に行ったとき台北の問屋街やバッタ屋を探しまわって、最終的に一つ買ったのを今まで使いまわしていたが、このあいだついに破れて壊れてしまった。そこでとりあえずアマゾンを検索しまくった。条件はこんな感じ。

  • A4ノートパソコンが入る。B4が入るのもいいかも
  • ショルダーバッグ
  • 厚み10cm以上 (今持ってるのが10cmだから)
  • 高級感がない・金持ちのにおいがしない
  • 実用優先
  • 南京錠でロックしやすければなおよし
  • 重すぎない

 それにだいたい合ったとおもって買ったのがこれ。

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 Amazonでは複数の業者がこの同じバッグを扱っている。同じものなら安い方がよかろうということで安いのを買った。買ったときにみつけたのはこの三業者だが、他にもあった。

 40x35x13とか書いてあるが、そこまでは大きくない。35x32x(9-13)といったところか。そこがちょっと不満ではあったが、帆布はふにゃふにゃなので雑な人が測るとそうなるのかもしれない。前のカバンに入ったものが全部入って若干余裕もあったし実際に担いでみると前のよりも取り回しがよかったので、不満も吹き飛んだ。前のはだいたい40x28x10で、これに比べると長くて細くて薄い。つまり「棒」や「板」的な性質があって体にあんまりしっくり来てなかった。ショルダーバッグの中に横長ではなく縦長のスタイルのものがあり、持ちにくいんじゃなかろうかとおもっていたが、ひょっとすると縦長で底深の方が肩からかけるものとしてはよいのかもしれない。背中で担いでいるものを肩からかけるようにしているとおもえばそんなもんか。

 形状からみる他の特徴を挙げると、口が狭くて底が広いので奥行があるような感覚になる。また帆布なので何を入れても適度に変形していい感じに入る。背側の外ポケットが底が浅いのはよくできてる。ノートパソコンなど入れるとその面は張るのでポケットとしてはつかいものにならない。少なくとも手を差しこむのはツラくなるので、このように浅いのが正解。ティッシュでもいれとくことにした。内ポケットにも浅いのがあるがここは深くてもよかったかもしれない。中にPC入れの区画があるがA4ノートパソコンがちょうどはいるくらいの大きさで、自分には非常によい。

 実は初めてアマゾンで鞄を買ったのだがやっぱりこういうものはやはり実物をみないとよくわからない。買ってみて意外だったのが上の口のところに隙間があることだ。海外旅行での防犯としては隙間がないのがよい。強盗に対してはそういう配慮は何にもならないのだが、そんなのに遭うよりはスキを狙って盗みにくるスリ系の人間に出会う確率の方が高いのでそういうスリにつけいるスキを与えない事を優先する。小さい南京錠を持ってジッパーを完全に固定すると、寝てる間に手を差し込まれることもなくなるので一番よいのだが、これはそのロック方法がやりにくい構造になっているので錠をひっかけるところを後付けする必要がある。まぁ帆布なので追加でなにか縫いつけるのもそれほど苦労なくできるのはよいところだ。しかしたくさんある中から検索するのが大変だった。カバン屋に行って並んでいるものの中から選ぶのなら一目でどれが要るかわかるが、サイトの写真だとみな一様の大きさで表現されるのでスペックをみないとサイズがよくわからない。今回も結局イオンでカバン並んでいるところに行ってサイズ感を確かめたりした。そこで並んでるのでいいのがあったら買ったのだが結局買わなかった。まぁそんなもんだろう。色は「コーヒー」にしたが、もっと渋い色のを選んでもよかったかな。

 しかし身の回りのものに極力金をかけずに生活してきていたのでこういうものの相場を知らず、これが2500円程度で買えたのが安いのか高いのかまったくわからない。