メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

AtCoder AGC027 参加。高齢参加者の迷い

 うーむ。二回目のコンテスト参加だが、単純に配分に失敗した。200点のAをとりあえず片付けて、Bをみたところ、部分点なるものがあり、どうも計算量で絞るらしい。ということでPythonだとやばいなーと勝手におもったのがあんまりよくなかった。やってる最中でも順位表が見れるので見てみると速い人はBを飛ばしてCを片付けている。どんな問題なんだろうと覗いてみたのが運のつき。無向グラフなるものがでている。なんか解けそうな気がしたので、Wikipediaとかみて辞書をでっちあげ、こういう循環になってるのをみつけたら問題の条件を満たすという所まではわかったものの、どうやって探したらいいのかすぐに思いつかない。総当たりはやばそうだがそれしかないのか?

 あ。これは穴に落ちた。先頭集団からみるとCはパターンでできるお馴染の問題だから先にやったのだ。こちらにしてみればCもBも一から考えなければならないのは同じなので、先頭集団がとりあえず飛ばしたBに集中するべきだったのだ。

 あわててBの荷物運び問題にもどってとりくんでみると、計算量を圧縮できる仕組みがあり、さらに一方向に圧縮するだけではなく計算量圧縮の分散のバランスを計算させるものになっている。うーむむ。残念ながらそこまで明晰ではないので群盲象を撫でる式でそのバランスを探りにいかねばならないが、Cなんかで遊んでいたせいでその時間がない。しかたないのでとりあえずバランスをとらずに偏った方向で出してみたら配点のある28のテストケース中、一つしか通らなかった。つらい。しかもAで一回提出に失敗してるのでペナルティとられててギリギリに提出しても意味がなかった。つらい。

 ということでたったの一問しか通せなかったのだが、レーティングはなぜか上がっていた。たぶん初心者がやる気をなくさないように急には下がらないような仕組みになっているんだろう。

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 ところで AtCoder には全体ランキングがあるがそこに誕生年という項目がある。これを降順にしてみると、1974生まれは15人、1973年生まれは6人しかいない。参加者の中ではもう高齢の域にはいるようだ。もちろん参加者の中で多数を占めるのは誕生年なしの人なので、その中にもいるのだろうし詐称してるのもいるだろうが、全体的に少ないのには変わりないだろう。まぁもっとも自分くらいの年ごろだと管理職の上の方になってるころで中には幹部級の人間もいる頃だし、家には家族がいて悩み多い頃かもしれず、こんなのやってる時間はないというところかもしれない。とはいいつつも氷河期のはしりなのでいまだにバイトで時間を切り売りしている人もいるかもしれない。まぁ自分は嫁も子供もないし捨てるものもないので恥も外聞もなく参加しているが、人によっては誰かわかる状態では参加しづらいのかもしれない。自分はこの方面では志が低いので下のリンクでいうところの水色くらいになればいいかなとおもっている。行けなくても誰も困らない。そう言ってるわりには低調なスタートなので水色でも無理かな。

 まぁ背伸びせずにABCにもどってDをつぶしていくことを考えよう。

qiita.com

 ところで前回のABCのときは途中から非常に眠かったがこの一週間の鍛錬の結果、眠くならずにすんだ。そのかわり朝が遅くなりつつあり、生活習慣としてはあまりよくない傾向にあるようだ。