Sandisk の 1T のSSD
FMVT90T の HDD (Seagate製SSHD) 500G を SSDにのせかえるという案は前からあったが正月京都の寺町の電気街に行ったとき、1T の SSD が正月特価で1万5000円程度で売っていた。正月特価なので限定品ということで既に売り切れていたが、他の品をみていると Sandisk の SSD でも 1万7000円程度で売っていたのでそれなら買えなくもないなと頭の隅にいれる。その後調べてみると案外簡単にクローンできそうなのでとりあえず買ってみるかと深く調べずに買ってみた。
SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 1TB / SSD Ultra 3D / SATA3.0 / 5年保証 / SDSSDH3-1T00-J25
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: Personal Computers
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玄人志向 STANDARDシリーズ 2.5インチHDDケース SATA接続 USB3.0/2.0対応 GW2.5CR-U3
- 出版社/メーカー: 玄人志向
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: Personal Computers
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(今見るとこれ USB3.1 じゃなくて USB3.0 対応のケース買ってるな... 道理で安かったわけだ。情弱乙)
移行方針1 : クローン
クローンが楽にできるというのが見込違いだった。とりあえず玄人志向の USB ケースにいれて接続し、Sandisk の配布しているSSD管理ソフト(Sandisk SSD dashboard)をいれてみるが、ちゃんと認識するものの、その下に出てくるはずのクローンソフトが表示されない。ネットでみたクローンした人の情報だとそのソフトからクローンソフトがいれれることになっていた。出てくるはずのクローンソフトを直接探してみると、 WesternDigital のサイトで配布していた。WD は Sandisk を買収したということで、WD の SSD の WD blue と 今回買った Sandisk ultra 3D は同等品ということになっている。ブランドが残っているのはブランドで売れ先が違うからのようだ。そしてその中身のメモリは東芝とSandiskが共同運用している四日市工場で製造しているということで、東芝のSSDと同じメモリをつかってるらしい。まあ同じメモリを使っていてもコントローラソフトが違えば結局違うんだがそれはそれとして、WD が配布してる WD向けのクローンソフトをみると Sandisk も対応しているということになっている。それで入れてみたが動かない。ひょっとして... 今入っているこのSeagate製のHDDに対応していないということか?
そこで Ease US なんとかというのもいれてみたが一発目動かないようにみえる。ということで、ここで方針変更してとりあえずデータをバックアップすることにし、そこからクリーンインストールすることにした。よくわかんないソフトで全部データを殺してしまう可能性よりも、データ整理も兼ねてバックアップすることを選択したということだ。
転進: クリーンインストール
最初はとりあえずクローンしてからゆっくりとクリーンインストールするつもりだった。なぜかというと Windows10 の認証がどうなるのかよくわからなかったのと、Windows10 にクリーンインストールしなおす機能があったから。とりあえず Microsoft アカウントに紐付すると再インストールでもプロダクトキーがいらないらしいので、そうした。普段はローカルアカウントで使っているので再度 Microsoft アカウントで紐付しなおした。一時期 Microsoft アカウントで使っていたことがあるが複雑なパスワードにしていてパスワードを毎度打つのが面倒でもうすこし簡単なパスワードのローカルアカウントに戻していたのだ。
前処理: データ整理
ところでデータをあちこちに散りばめて置いているので整理の面倒なこと... こういうときに一気に整理するつもりでそうなってしまっているのだが、インストールが順調にいってないときについでにやってるので面倒の二乗で面倒くさい。特に写真は旅行してキビキビと取ってるのはかなり分類しやすいものの、生活圏で漫然と撮ってるのをほぼ分類せずに放置してたのでこれに時間がかかった。その他漫然とダウンロードして貯めていたデータの移行・整理に一日くらいかかった。最後に Download フォルダにたまっていた未整理のデータの整理に着手したが、この作業中に
rm なんか削除したかったファイルの名前 *
としてしまい、データをごっそり消してしまったので整理の必要がなくなった。まぁ一度は目を通してるし、更に読もうとしてたのは Boox Max2 とかに入れてるのでいいだろ。といいつつ、あちこち観光したときについでにあつめた資料も消えた。これはまた集めるのは面倒でたぶんもう集まらない。
クリーンインストール手順
クリーンインストールですが、8G くらいの USBメモリ を用意してそこに Windows10 をいれます。Windows10 はここからツールを入手。
で、HDD と SSD を入れかえ、その USBメモリ を差してパソコンの BIOS をいじって USBメモリ から起動できるようにして起動させるだけ。SSD は速いのであっというまに終わる。終わらないのはデータ移行。
ところで認証については Microsft アカウントをいれずに ローカルアカウント で入れても問題なかった。SSD に換装するくらいの変更は問題ないようだ。最初バカ正直に Microsft アカウントをいれたら ユーザフォルダの名前が inudaisho の一部の inuda になっていた。勝手に省略するな。それに気付いて ローカルアカウント でやりなおした。
後処理 : データ移行
ためしに前の Windows の HDD を USB ケースにいれて繋いでみると、いつまでたってもガリガリ言って終わらない。結局 VMware Workstation Player 15 の力を借りた。ちなみに今データをためてる 2T の HDD はその昔 レッツノートに Linux (Debian)入れて運用してたときの名残で ext4 でフォーマットしてある。だからここにアクセスするまでが一苦労で、 VMware いれて Debian いれてその環境を最低限整えてからデータ移行しないといけなかったりする。そのあたりにデータ整理に時間がかかる理由があり、最初のデータバックアップのときはデータ移行の待ち時間で寺町の古本屋で買った新書(100円)が一冊読めた。そのかわり Debian を間にかますと Windows で謎にかかる時間は減る。Windwos を使っているのは ほぼクリスタのためなのでクリスタ捨てればいいのだが、絵に字をいれるのはこれが一番楽だし KDP 関係の GUI ツールなど Windows を使う理由 はいろいろある。
今からおもうとたとえば クリスタなどは環境を移行しやすいようにクラウドにバックアップできる手段があるのだが、そういう前準備を十分にしなかったので今面倒くさいことになっている。よく使うソフトはそれなりにちゃんとバックアップするべきだったのだろうがちょっとあわてていたのでそこがおろそかになった。クローンで一発ですませるつもりだったしなぁ。やはりいきなり方針転換するとろくなことはない。
SSDの性能 (附)データ自慢
SSDはすごい。速い。それに HDD の高周波シャーシャー音がない。(どっかの部品の音鳴きは残る) これだけ安くなってきてるんだからみんな買った方がいい。いつまでデータがもつのかわからんけど。それから今はHDDの方は4Tとか普通に売ってるらしい。今の2Tでも余裕がなくなってきているのでそれ買うのもいいかもしれん。2TのHDD(2.5インチ)はもっと安い。今1万切ってる。ドスパラやパソコン工房で値段眺めてるときこっち買った方がいいかもとすこし思ってた。
ちなみに今持っているデータで一番多い大分類は中国関係で、2010年代初期からほぼ中国関係のデータ増えてないにもかかわらず 530G もある。まぁそのころダウンロードしまくってそれくらいためこんでいたということだが。その中で一番多いのは四庫全書でだいたい 151G ある。単一ソースで一番多いのは今や国会図書館デジタルコレクションで、だいたい 327G ある。これも最近はそんなに熱心に落としていないのにそんなにある。北西インド関係も一時期熱心に集めていたが、たったの 9G 程度しかないのでたかがしれている。某研究者からもらった論文データの方が多い。地図は熱心に集めてたのをアフガニスタンで HDD 壊されて消えたのでそんなに多くなく数十Gしかない。こういうデータにすぐアクセスできるようにするのはNASが一番いいんだろうな。
SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 1TB / SSD Ultra 3D / SATA3.0 / 5年保証 / SDSSDH3-1T00-J25
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: Personal Computers
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WD HDD ポータブル ハードディスク 4TB USB3.0 オレンジ 暗号化 パスワード保護 3年保証 My Passport WDBYFT0040BOR-WESN
- 出版社/メーカー: Western Digital
- 発売日: 2016/11/11
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