メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

京都市長選の脱法?事前選挙運動

京都市長選公示前なのに選挙カーが出回る怪

 福山云々と触れまわる街宣車が出回るのをこの12月二回ほど耳にして不思議だったが、来年2020年の2月に京都市長選があり、共産党から出る予定の福山がそれにむけて宣伝しているようだ。京都の部屋の方にビラも入っていた。京都新聞などは立候補予定者の討論なんかまでのせている。

 ところが公職選挙法第129条には「(略)候補者の届出のあつた日から当該選挙の期日の前日まででなければ、することができない。」と書いてある。

elaws.e-gov.go.jp

 京都市長選の鍵となる日付について調べてみると投票日は2020年2月2日、公示日は1月19日となっている。

www.city.kyoto.lg.jp

 公示後届出があるわけだからビラをくばったり車を出したりするのは1月19日から2月2日までのはずだ。ところが福山などは堂々と事務所開きをやり街宣なんかもやっている。どういうからくりがあるのか?

回避団体?「つなぐ京都2020」

 その理屈は配布されたビラをみるとわかる。ビラには共産党とか書いてない。「つなぐ京都2020」とかいう団体が責任主体となって発行しており、その団体が京都市長に福山を推すという建前になっている。しかしこの団体、福山のサイトによると「つなぐ京都2020は思いを共有する福山和人と市民、政党の共同選対です。」と堂々と書いてありモロに選挙団体なので、えーと。そういう建前で回避しているのだ、と書こうとしたんだがしてないように見えるな。 どういう理屈なんだろう?

www.fukuyamakazuhito.jp

 ところで単純に福山は共産党の候補だとおもってたが、れいわ新撰組とか新社会党も推してるらしい。

共産党も公式に宣伝してる

www.jcp-kyoto.jp

 これをみると共産党も別に隠れてるわけではなく堂々と活動を公表している。うーん。どういう理屈なのかよくわからなくなってきた。

常習犯?

 どうもtwitterで検索してみると 2010年代には京都で共産系が事前運動をするのは普通になっていたようだ。自分がしょっちゅうどっか行っていたのでどうだったのか覚えがないのだが、とにかく今回は目につく。

 まぁ現職の活動が一種の事前運動のようにみえるのはしかたのないことで、twitter を検索しているとこんな声も拾った。

 共産党側の本音がそういうところにあるとしても、しかしちょっと大っぴらにやりすぎではないか?

京都新聞なんかもその御先棒を担いでいる

 京都新聞も公示日の4週間くらい前なのに「主な立候補予定者による討論会」を開いて記事にしている。テーマ別に四回に分けて紹介するらしいので四日間の連続記事にするんだろう。気が早いような気がするんだが、いつもこうなのか? ちょっとなんかまともでないので状況を理解できないんだが、やっぱり京都新聞の社内は共産党が強いので、共産党だけ事前運動すると問題になるからみんなまきこんでしまえということなんだろうか。

 規則に小うるさそうな共産党が率先してやってるわけだから、今の日本のだらしなさというのは骨の随まできてしまっているんだな。まぁ相互監視のムラ社会を消滅させたら、やったもん勝ちの詐欺社会が来たというだけかもしれんが。

選挙運動違反の警告&検挙実例集 第二次改訂版

選挙運動違反の警告&検挙実例集 第二次改訂版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 国政情報センター
  • 発売日: 2019/04/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)