もともとレッツノート党
今つかっているノートパソコンは富士通のTH90/T (FMVT90T)であるが、もともとレッツノート党である。というのもパソコンはゴミ捨て場で拾ったり中古で買ったりして手にいれていたのだが、ある程度稼いでからはじめて新品を買ったのがレッツノート CF-W5で、これが非常に頑丈でつかいやすかったためレッツノート教に入信してしまったのだ。特に印象的だったのが、パキスタンの安宿で寝ながらパソコンいじってた時、うっかりコンクリートの床に落としてしまい、液晶に筋状の抜けができたのだが、しばらく放置してたら勝手に直ったことだ。単に液晶が偏ったのがもとにもどっただけではあるが、液晶だけおかしくなるのもレッツノートが頑丈だからこそ。こんな事があるとレッツノートへの信仰が深まってしまう。
とはいっても新品で買うのは高くて手が出ないのでW5以後はだいたい中古なのだが、まぁ中古市場でも豊富に出回っているのでジャンクから部品とりして修理とかできるあたりもよい。そういうわけで親のために買ってるのは中古のレッツノートである。こういう用途だとたいして性能は要求されないが、それでも細かいところで遅いと不満の種になる。しかしレッツノートは Core i5 とか Core i3 とか使っているので数年前の中古なら十分使える。そのあたり安心して買えるというのもある。
東芝の安いグレードの中古を買ったらあんまりよくなかった
さて老母に買ってた CF-MX3、これは難波のジョーシンで売ってる型落ちを買ってきたもので値段も10万程度だったと記憶しているが、マシン自体は好調だったのにキーボードの一部が反応しなくなった。レッツノートでも最近はそういうこともあるのか?とちょっと信仰がゆらぎかけたが、まぁそれはそれとして、老母はフルHD (1920x1080) なのに150%表示にしたりアイコンを大きくしたりしていたので 画素数1366x768でもよさそうに思えた。 次はとにかく画面のデカいのを買うか。ということで、今度はイオシスに行き、条件にあいそうで安そうなものを探したら東芝のちょっといびつな構成の安いグレードのものがあり、それを買ってみた。15.6インチのCeleron マシンだ。
ところがこれがちょっと失敗だった。画素数が低いのに Windows 10 がフォントにアンチエイリアスをかけてくるのでモザイク状になって字がみづらい。Windows も前はフォントがガタガタで、まぁ汚いといえば汚いが、そのかわりドットがはっきり見えていた。自分としてはその状態の方がきもちよかった。ところが Mac の影響だとおもうんだが、Windows の画面表示もアンチエイリアスで綺麗に見せる方向になんとか向かっていたようで、Windows 10 をインストールしたりするとちょっと油断したスキにアンチエイリアスのボヤボヤした設定にされる。特にこれ自分が使ってないので設定とかまったく凝ってなかったのが失敗だった。
アンチエイリアスに対する反応の二流派
アンチエイリアスだがこれは画素密度が十分に高いとそのボヤボヤした境界が気にならなくなるのだが、低いとそのボヤボヤした境界のところを目が無理に焦点をあわせようとするので視力がおちてしまう。どうもググってみるとこれに対する反応として、
の二つの流派があるようだが、うちの家族は後者に属するらしい。字がはっきりしないというので不評だったのだ。たぶんアンチエイリアス派は境界がモザイク状態でボーっとして判然としない状態をそういうものとして許容できるんだろう。これは派閥の違いなので画素密度が高くなって人間の目ではドットのガタガタが認識できなくなるまでは解決しないだろう。
レッツタウンの再生品
ということでこの機体はあきらめて別の中古を買おうとしたのだが、そこでまたレッツノートを選ぶべく、ネットでいろいろと探した結果、楽天市場のレッツタウンにいきあたった。どうも半分公式のような扱いでレッツノートの中古(再生品)を売っている。なるほどこれはよい。中古屋で中古を買ってもパナソニックのカネにはならないが、レッツタウンならいくらかは儲けになるのではないかという心もある。ということで、いろいろと物色してレッツノート LX4 を選んだ。これ若干安めなのだが、Windows 7 がのっているので安いようだ。今から考えるとサポート切れてから買った方が安かったかもしれんがその場合売ってるかどうかもわからんな。Windows 7 のってれば Windows10 に簡単にできるのでわざわざプレインストールされているものを選ぶ必要もない。
液晶のランクBを選ぶとさらに安いんだが、さすがに親のためのものでどんなものが来るかわからないのを買うのもあれなのでランクAにしといた。ちなみに届く日は指定しない方が早く着く。これは外観ランクBだったがちょっとひっかき傷があったものの基本的にきれいだった。
老母からの評価も、これはMX3を使っていたので操作系が似ているというのもあるが、見やすくて使いやすいとのこと。おおむね好評だった。
画面効果の切り方
ところでデータの移行やHDDからSSDへのきりかえなど一遍にやったのだが、そのときフォントのアンチエイリアスなどの画面効果を簡単に切れる方法があることを知った。Windows 10 ではそれをまとめて「視覚効果」と呼んでいるらしく、コントロールパネルから入っていくと「視覚効果」をまとめてON-OFFできる場所があった。
もっと早く気付いておれば....
コントロールパネルからの場所を図示すると以下の通り。
「パフォーマンスを優先する」を選ぶと全部切れる。ところで自分はエクスプローラの中で写真や画像の中身を表示してくれる方がいいので、あらためて「アイコンの代わりに縮小版を表示する」にチェックをいれた。他にもあったらいい機能はチェックをいれればよい。
新しく買いなおすまでのことはなかったな...
終わりよければすべてよし
新しく買うまでのことはなかったがまぁ終わりよければすべてよし。自分の富士通のマシンもその設定にした。全体にジャギジャギでガタガタのフォント表示になったが、目には優しくなった。こんなんで目が楽になるならいくらでもガタガタになればよい。