メモ@inudaisho

2017/06/24 はてなダイアリーから引越 / 君見ずや出版

博閲( Boyue) Likebook Note

 10.3インチ電子ペーパーをつかった電子書籍端末の新顔が来た。前、博閲Paper ( Likebook ) として7.8インチの端末を出した博閲(Boyue)が今度は10.3インチを出すらしい。ちょっと前にGood e-Readerで出たニュースなので見た人もいるだろう。

f:id:inudaisho:20180220183036p:plain

goodereader.com

 そこからリンクされている博閲のページはこれ。

www.boyue.com

 予定されているスペックはこんな感じだ。

項目 内容
ディスプレイ 10.3インチ やわらかパネル 1404x1872
サイズ 255x184x7.5 (mm)
外部キー 電源オンオフ、ページ左右、戻る、音量 (つまり6個ある?)
接続端子 USB Type-C、 3.5mmイヤホン、microSDカード
スピーカ、マイク
ライト あり
カバーによるオンオフ 可能
CPU FreeScale i.MX 6 Sololite (Arm Cortex-9)
いわゆるRAM 1G
いわゆるROM 16G、microSD 32Gまで
OS Android4.4.2
Bluetooth Bluetooth4.1
バッテリー 4700mAh
ネット 2.4Gwifi
対応ファイル epub,pdf,mobi,txt,fb2,rtf,html/htm,jpg,png

 うーむ。これはあんまり期待するほどではなさそう。Android4.4.2 なのはまぁいいが、メモリが 1M しかない。ここがたぶん足をひっぱるとおもう。ただしメモリが 2M で Android6 な Boox Note は結構なお値段なので、価格での優位性はあるかもしれないがそこはまだなんともいえない。もとの電子ペーパーパネルが高いからあんまり価格での差はつけづらいかもしれないからだ。大容量バッテリーはよいところだ。

 もっともスペックだけではソフトの使い勝手などはわからない。スペック倒れということはある。電子書籍端末あるいはAndroid端末としてよくできていたりするかもしれない。わからないからなんともいえない。

 ところで電子ペーパー端末の開発力についてだが、これはもうSoCを作ってるところの開発力に準じるとみてよさそうだ。SoCを作ってるところが開発キットとしてAndroidのサンプルを配布している。または電子ペーパーの機械を実際につくってるところが開発したものをもとにしている。開発力があって作りこんでいるところはそういうところが見えなくなるのだが、中国の企業の製品はそういうところがまだよく見える状態だ。これからなのか、このままなのか。

Android 端末と PC でのファイル共有方法

 Boox Max2 を使いだすとPCとのやりとりを頻繁にするようになる。たとえばPDFとして出力したり、配布されてる論文PDFを落として見ようとしたり。いちいち繋げるのが面倒くさくなって、有線でつなげる以外の方法を模索しだしたのだが、ようやくその解のようなものができたのでシェアする。気にいったのでAndroid 端末とPCのやりとりはそれで一本化したくらいだ。

 無線だと Bluetooth があるが Bluetooth は遅い。キーボードとの接続にはよさそうだが、PDFのようなファイル移動には向いてない。クラウド経由はいい人にはいいだろうが、Boox Max2 には 普段使っているのと別のgoogleアカウントでログインしてくらいなので、クラウドのlID・パスワードとか開示したくない。ということだったが、ちょっと前までつかってたファイルマネージャに共有する機能があったのでやってみたところ、便利だった。一時的にFTPサーバをたててファイル移動する形。しかしこれ、匿名アクセスを許可するものだったので、そこがいやでそれをつかうのはやめ、外でも使えるよう FTPS か SFTP に対応したサーバアプリがないか探したところ、これにたどりついた。

f:id:inudaisho:20180217172233j:plain

play.google.com

 名前こそ Primitive だが、その実 SFTP にも対応したパワフルなFTPサーバーアプリだ。しかもこれオープンソースだ。

github.com

 Android 端末の方で SFTP だけ動かして、Wifi経由でPCの方から ssh なり WinSCP なりでアクセスする。Android端末の方でサーバを立てるのだからクラウドをつかったときのようにクラウドのIDパスワードを渡さないといけないこともない。他にもFTPサーバアプリはあったのだが変な権限を要求したり挙動が不審だったりしたので捨てた。primitive ftpd だとたとえば rsync でフォルダごと同期することなんかもできる。windows10 の USB 経由で Android 端末を接続するとき mtp ドライバをいちいち認識させたりしないといけないし、線の場所もとるしそのうち接触不良になったりするが、無線ならそんな問題もない。

 いちばんいいのは direct Wifi で PC と Android 端末だけのネットワークをつくってファイルのやりとりができるといいのだがなかなかそういうのはない。Androidデフォルトのテザリングや Windows10 の mobile hotspot が実はそれに近いのだが、インターネット共有のための機能なのでインターネットに繋がっていないときは使えなかったりする。なかなか思うようにはいかないものだ。

ネットワークセキュリティHacks 第2版 ―プロが使うテクニック & ツール 100+

ネットワークセキュリティHacks 第2版 ―プロが使うテクニック & ツール 100+

Boox Max2 とA4複合機で図書館の本のコピーを電子化した話

 文学部の昔からあるオーソドックスな学科に行ってた人は大量のコピーをとってたとおもう。自分が大学に行ってたのは前世紀末から今世紀初頭(の10年間)なのだが大学の近くの4円コピー屋のスタンプカードを作り、図書館で借りた本を持っていってひたすらコピーしてた。そうしてコピーしたものを全部読んだのかといえばそうでもないというのがまたつらいところだが、今でもそのコピーの塊は箱につめてあったり本棚に積んであったりする。

 ところが知らないうちに研究室にある複合機が電子化に対応していて、紙ではなくPDF化してくれるという夢のような事態になっていることは耳にしていた。実際にそれで抜刷なんかをPDF化したものをもらったこともある。そういう複合機でPDF化したことはなかったが、そのうちスマホが一般化してから、図書館の本を写真にとるということをときどきやっていた。しかしそれだとやはり画像を加工する必要もあるしあまり綺麗にとれないので読みづらかった。(すでに電子化はスマホのカメラで実現していたタイトル詐欺)

 しかし去年はそこそこ稼いだので経費にするべく年末ぎりぎりになってから沖のA4レーザープリンター複合機(廉価版)を買った。届いたのは年始なので去年の経費にできるかどうかはともかく、最近になってようやく部屋を無線LAN化してプリンターもネットにつながるようになった。複合機なので当然ながらコピーもできる。しかもよくよくみてみると、スキャンしたものをネットワークの特定場所に置くのもできるし、USBメモリに置くのもできるらしい。

 ということで、こないだひさしぶりに図書館に行って本を二冊借りたのだが、一冊はがんばって読み、もう片方は資料とするためにスキャンしてPDF化してみた。

f:id:inudaisho:20180215220400j:plain

 ほぉ... いや... これは... Boox Max2 はほぼA4の大きさなので、A5の本を見開きでコピーしたらほぼ同じ大きさで表示できる。しかも今回一冊はPDF化してこんなふうに読めるようにしたが、もう一冊はそのまま読もうとしたので、その本を持ってあちこちに行くと、本が邪魔になるのが実感できた。それがこれだと全然邪魔にならない.... 荷物が増えない....

f:id:inudaisho:20180215222510j:plain

 昔はこんな感じのものを大量に作っていたのが...

 自炊をしたい人の気持ちがすこしわかった気がする。ちなみにdpiは初期設定の200dpiでしたが、特に不満なく読めた。Boox Max2 、いろいろアラはあるがやはりいい買い物をしたとしか思えない。

ソニー デジタルペーパー dpt-rp1

ソニー デジタルペーパー dpt-rp1

文石科技( Onyx ) Boox Max2 の中国語版にだけある更新アプリ その他

 文石科技の微博(weibo)をみているとノートアプリが自動で更新できるようになっているので更新しようと書いてあるのだが、画像をみると見たことないアプリをつかって文石科技のアプリを管理している。おかしくおもい、言語の設定を中国語にしてみると今までみたことのないアプリが三つほどでてきた。

  • 应用检查更新
  • 推送
  • 应用市场

 一番上がその更新アプリで画面はこんなもん。

f:id:inudaisho:20180209000644j:plain

 「笔记」とあるのがノートアプリで、更新してから撮ったので「已是最新」とある。ここにある4つのアプリが文石科技謹製ということだろう。

 更新アプリはみてのとおりなのであとのものを見ていく。まずは「推送」。

f:id:inudaisho:20180209025356j:plain

 ホームアプリの下にあるクイックメニュー?かなんかがあるのだが、その右端に日本語版だと"Browser"が来るのに、中国語版だと"推送"がくる。アイコンをみるかぎりではPCとMax2との間でファイルを共有するか送るかなにかするもののようだ。ためしに押してみるとこうなる。

f:id:inudaisho:20180209025906j:plain

Onyx 推送サービス

まず微信(Weチャット)でQRコードをよみこんで設備を紐付けしてください

 ということなので、どうも微信のIDをつかって個人識別するようだ。そして右上には雲のなかに矢印が巴状になっているアイコンがあるのでおそらくクラウドを通じてファイルのやりとりをするというところだろうか。とりあえず微信をつかっていないのでこれ以上のことはわからない。

 それから「应用市场」だ。実はこれは事前情報でみかけたことがあったが、Google Play のことだと誤解していた。

f:id:inudaisho:20180209032027j:plain

 まさかこんなふうに別々にあるとはおもわなかった。どうもこれはBoox Max2 向けに独自カスタマイズされたアプリが提供されるようで、「提供元不明のアプリのインストール」を許可する設定にしないと入らない。その一覧がこれ。

f:id:inudaisho:20180209032656j:plain

f:id:inudaisho:20180209032719j:plain

 Kindle 以外は中国のアプリで、読書系が多い。たぶんここで提供されるのはeInk向けに調整されてみやすくなったものなんだろう。ためしに「漫画人」というのをみてみるとこうなる。テキスト部分は確かにみやすい。

f:id:inudaisho:20180209033126j:plain

 海賊版が堂々と見れるサービスなのかとおもいきや、中国の国産?漫画がみれるもののようだ。これも産業育成の一環なんだろうか。ためしにトップのどまんなかにある「Bloody Girl」なるものをみてみようか。

f:id:inudaisho:20180209033328j:plain

 これがこうなる。

f:id:inudaisho:20180209033530j:plain

 うーむ。いや、画風にこだわりはないが、なぜ違う?

f:id:inudaisho:20180209033815j:plain

 アメコミと日本の影響をうけて成立した香港の漫画っぽい画面のつくりだ。あと二三みてみたが、こういう感じでしっかり絵が描けてるのは香港の職業漫画家っぽくなり、もっと日本の漫画っぽい感じになるのは素人っぽくなる。別の漫画だが、これなんかは香港か台湾の職業漫画家が作ったものだろう。

f:id:inudaisho:20180209034227j:plain

 まぁ漫画人というウェブサービスがあってそれがアプリでみれるということなんだろう。漫画を地域で分類しているところがあったがそれによると

  • 港台 (香港・台湾)
  • 日韓 (日本・韓国)
  • 大陸 (中共)
  • 欧美 (欧米)

 ということのようだ。日韓のところをみると香港版か台湾版らしいものがのってた。

 他の読書アプリもたいていウェブサービスと深く結びついている。今はそういうのが無数に乱立している時代なのだろう。中国のネットでひまつぶしできる人向けのものか。

 超星とかCAJとか便利なのもあったが登録しないとつかえない。ぐぬぬ

 しかし文石科技のBooxシリーズはみなこんな感じで中国語版だけ公開されてるアプリとかあるんだろうか。

BOOX N96ML(JPモデル)

BOOX N96ML(JPモデル)

ノートパソコン台(Boox Max2台) 組立・実用編

 とりあえず前回 材の切り出しまでやった続きです。

f:id:inudaisho:20180205103750j:plain
線入れ

 適当なところに線を書きこみ、ノコギリで切ります。とりあえず必要最低限だけ。

f:id:inudaisho:20180205103955j:plain

 組んでみました。これだけでもいけそう?

f:id:inudaisho:20180205104213j:plain

 Boox Max2 を乗せてみました。まぁなんとかいけそうですけどやっぱり不安定。支える構造を入れます。

f:id:inudaisho:20180205104419j:plain

 Boox Max2 で適当に書いた設計図をもとに切り込みの長さ・場所を適当にきめます。ちなみに写真の中の式は作ってる最中に間違えていたのがわかったので計算しなおしました。あと右上の日付が昨年末になってるのは Boox Max2 のノートアプリの仕様で、そのころからこういう台を作ることを考えていたからです。

f:id:inudaisho:20180205104754j:plain

 やはりななめの切り込みは素人には複雑な加工だったのでちょっと時間がかかって作ってる場所が日陰になってしまった。紙模型段階ではもう一本横に構造材をいれて支えるつもりでしたが、寒くなってやる気がでなくなったのと、これで十分強度もあったのでここで終了。

実用編

 ここから実際に外に持っていって使ってみます。とりあえずマクドナルド。

f:id:inudaisho:20180205105338j:plain

 後ろからみるとこう。

f:id:inudaisho:20180205105356j:plain

 さてマクドナルド他数カ所で使ってみた実感。

  • 目立つ。
  • 姿勢をよくする目的にはかなっているが限界もある。
  • 机によってはすべる
    • マクドナルドの机は意外とすべらなかった。
    • 板にゴムでも貼るとよいかも。
  • 机の高さによっては手の角度が急になって疲れる
    • 手の角度は招き猫のように順方向に曲がっている方が楽だが、この場合は逆手になるので手が疲れる。
  • 組み立てるのは楽しい
  • 骨が多いのでこれを板状に持つことはできず、結局塊でもつことになり、かさばる
  • 結構重い

 Boox Max2 を挿してみるとこうなる。

f:id:inudaisho:20180205110317j:plain

 横からみるとこう。

f:id:inudaisho:20180205110348j:plain

 まぁ使い勝手はそれなり。すべらなければ使える。

f:id:inudaisho:20180205111111j:plain

 最後に Boox Max2 だけ乗せてみた。こっちの方が使える。

 まぁ市販品では Boox Max2 をディスプレイとして使うようなやりかたはできないのでこうしかないか。

 作ってから気付いたが、コメリに行ったらヒノキの細い板が安くで売っていたので一本買ってきて今回作ったものとだいたい同じ長さの部分をとってきて重さを測ってみたところ、ヒノキの方が2/3くらいの重さで軽かった。どう考えてもヒノキの方が強いので、MDFの骨が壊れたら今度はヒノキを構造材にして作るかも。

サンワサプライ ノートパソコンスタンド CR-35

サンワサプライ ノートパソコンスタンド CR-35