メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

京都

鷲峰山の行場

鷲峰山 金胎寺 行場入口 谷まで下る いくつか滝 岩場 帰路 鷲峰山 ネットで拾った飯道山かなんかの論文pdf(何でみつけたのか今探してもわからない)をみていると、甲賀の飯道山から奈良西部の矢田の松尾寺まで行く修験の修行コースが江戸時代のはじめごろには…

地下官人の近衛府官人(御随身・府随身)は朝廷の忍者?

近衛府官人の出身の謎 京都の水口家は甲賀出身 近衛府官人の三上家は豊臣秀吉の大名中村一氏の子孫 系図のあやしさ これだけでは忍者説には弱い 川上仁一と甲賀隊(甲賀勤皇隊) 「禁裏警衛の村雲流忍術」 近衛府官人(随身)と忍術 甲賀と禁裏警衛 近衛府官人の…

山国隊と地下官人

山国隊の結成動機 水口家は地下官人家 『地下家伝』の整理 水口家は士族になっている 山国と地下官人 山国隊と地下官人 山国隊の結成動機 こないだ吉岡拓の講演を聞いてきたことは書いたが、考証自体は正しいものの、彼は勤王で説明することに汲々として、な…

粟田口の明智光秀の首塚と金地院東照宮の位置関係

粟田口の明智光秀の首塚 琵琶湖疎水資料館にある地図で比定する 現在は消滅 粟田口の明智光秀の首塚 現在京都の白川沿いにある明智光秀の首塚だが、本来の首塚は粟田口(今の蹴上あたり)にあり、それを移動したものである。調べたらすぐわかることなので知っ…

山国神社にあった江戸初期の世界地図

山国神社で江戸初期の世界地図発見? 10年くらい前の山国神社文書調査 「新発見」の明の地図 値打ちを認めたのは東大史料編纂所のチーム 例の樺山聡記者の「勤王の村」記事も同時期 山国神社で江戸初期の世界地図発見? 今年2019年の二月、山国神社で世界地図…

西尾正仁の由緒書研究と『禁裏領山国荘』

兵庫県立教育大学修士 西尾正仁 西尾論文の重要さ 「正治二年私領田畑并官位次第」の不審点 「伊佐波山宛行状」 実り多きすばらしい論文とその瑕疵 パクりの坂田 偽文書の指摘も竹田聴洲のアイデアの転用 全部借り物の坂田 (20190804 竹田聴洲著作集を借りて…

南丹市八木町諸畑の明田氏

家紋研究家の探索 出身は信州? 内藤氏の配下 遁世? 秋田 明田 麻田 家紋研究家の探索 明田理右衛門の出身地丹波の明田氏について調べていたらこういうブログをみつけて、前の「明智光秀の首塚と明田理右衛門 その2」の方に追記しといた。 arkness.blog.fc2…

明智光秀の首塚と明田理右衛門 その3 「18世紀後半光秀再評価の波とその背景」(了)

光秀の評価について 光秀の地子銭免除 18世紀後半の光秀再評価の波 人形浄瑠璃の翳りと反面人物 淀城の稲葉氏 「明智光秀首塚」の寄進物 明田理右衛門が光秀の子孫を名乗った理由の推測 作られる歴史 参考 inudaisho.hatenablog.com 光秀の評価について 「そ…

歯医者選びに大失敗

概要 去年の秋の歯の状態 歯科選び Y歯科 M歯科 TK歯科 201810-201901 TT歯科 201902-201903 京都市立病院 元田中 しみず歯科 401904 その後 概要 去年の秋くらいからずっと歯医者に通っていたのだが、なんか変なとこばかり引いてしまい、最後に人に聞いて行…

明智光秀の首塚と明田理右衛門 その2 理右衛門の出身地

明田理右衛門の光秀子孫説 『翁草』の明田理右衛門 丹波の明田 『華頂要略』の明田理右衛門 『都名所図会拾遺』の明田氏 『閑田次筆』の明田利右衛門 inudaisho.hatenablog.com 明田理右衛門の光秀子孫説 蹴上にあった「光秀の首塚とされるもの」と今現在白…

明智光秀の首塚と明田理右衛門 その1 本来の「首塚」

いわゆる「明智光秀の首塚」 本来の場所は蹴上 江戸時代 京都の案内記にみる首塚の所在 ここに首塚があった理由・弔う人たちの存在 東照宮の存在 明田理右衛門 いわゆる「明智光秀の首塚」 いわゆる明智光秀首塚 京都東山の三条通りから白川沿いに南へ下った…

明智越と愛宕山

明智越 愛宕山との関係 荒神峠 明智新道 (20190427 追加) 勝軍地蔵 細川氏と勝軍地蔵 明智光秀と勝軍地蔵 京が見える明智越 江戸時代前期の明智ルート (20190427追加) 追記 20190424 明智越 亀岡盆地から京都方面へは普通国道9号線沿いの老の坂で出るのが普…

井上章一『京都ぎらい』の花園・嵯峨の田舎具合と20世紀の都市の拡大

京都ぎらい (朝日新書)作者:井上章一発売日: 2015/09/11メディア: 新書 こないだブックオフに行ったとき、井上章一『京都ぎらい』朝日新書 2015 のクタクタになった本が108円で売ってたので買ってきた。うーむ。なんというか屈折した感情で京都をあれこれ書…

京都新聞「勤王の村」記事の謎 その4 研究者の偏執

これまでのあらすじ 天キチ吉岡拓 天皇の存在に違和感 逆憲兵吉岡 大原郷士の研究 空中戦坂田と逆憲兵吉岡の悪魔合体 これまでのあらすじ 京都新聞に「勤王の村」という歴史事実を偏って切り出しいたずらに山国を攻撃する謎の連載があったが、それは記者の樺…

京都新聞「勤王の村」記事の謎 その3 『民衆と天皇』

これまでのあらすじ 『民衆と天皇』 研究対象への興味のなさ 空中戦の坂田 「有力百姓」 光秀乱入事件 これまでのあらすじ 京都新聞に「勤王の村」という三回の連載があったが、内容は山国地方の歴史から歴史事実を偏って切り出して攻撃する謎の煽り記事であ…

京都新聞「勤王の村」記事の謎 その2 坂田聡と吉岡拓

ネタ元のふたり 坂田聡 吉岡拓 ネタ元のふたり 「勤王の村」記事が奇怪な論理で山国を攻撃していることは「その1」で書いたが、それは阪大卒の樺山聡記者の一知半解無知無能によるものであろうか? 実はそうではない。樺山聡記者は関東出身で京都の田舎に特…

京都新聞「勤王の村」記事の謎 その1 樺山聡記者

京都の北の山の中の山国 山国の由来 山国の価値 「勤王の村」記事 上 20年の熱意 中 揺らぐ既得権益 下 山国隊の実像 樺山聡 記者 京都の北の山の中の山国 山国の由来 さて家のあたりのことを指して山奥山奥と何回も書いているが、その山奥というのは京都市…

京都で使える大型書店 三つ

9月頃は京都市バスの一ヶ月定期を買って市内をグルグル回っていたのだが、台風があったりしたせいでそのことをまとめる気にならなかった。それでひさしぶりに市内の書店を回ったのだが衝撃だったのが、京都駅の南にあるアバンティブックセンターの縮小だ。平…

台風21号の被害と長期停電時に使えるグッズ

台風被害 長期停電時に使えるグッズ シガーソケットで使えるUSB充電器 ソーラーガーデンライト 台風被害 ここ25年くらいで最大規模とかいう台風21号が四国から若狭湾方面へ抜けたせいで大阪湾の水がすいあげられて関空が水没したとか暴風であちこち被害がで…

京都市の右京中央図書館の聞蔵IIが明治・大正の紙面を見れるようになっていた

図書館の予算が潤沢でちゃんと使われている大都市の図書館だと新聞社の過去記事データベースを見れることがある。京都市の条例によると図書館は中央・右京中央・伏見中央・醍醐中央の四つあり、中央図書館だけは分館を13もっているという形になっているが、…