メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

「クリップスタジオペイント」が電子書籍の表紙作成によい理由

 インドにもどってきてダラムサラにひきこもろうとしています。

 ダラムサラというのは言わずとしれたチベット亡命政府の所在地です。チベット仏教チベット文化の中心の一つとして世界中のチベットに心を寄せる人をひきつけています。インドにありながらインドっぽくないところでもありましてインドに疲れた旅人が暫時休むところでもありますな。とはいいつつも最近はインド人も増えてきてインド化しつつある。

 ところで「クリップスタジオペイント」というお絵描きソフトを知ってますか。


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 君見ずや出版の表紙は全部これで作ってます。本来はこれマンガを描くためのソフトですが、何がよいかというとフォントの配置がやりやすい。表紙のキモは何といってもタイトル・筆者などの事項をいかにわかりやすく伝えるかという所。デザインに凝ったりイラストに凝ったりしても肝心のタイトル・筆者などがわからなければ意味がない。そこでフォントの出番というわけです。このソフトはマンガを描くためのものなので、マンガの命である「セリフ」を入れるためフォントをいじることに開発力を割いている。



 もっともマンガを描くためのソフトなのでやはりまだ手のとどかないところもあり、既存の画像をいじったり大量に処理したりするのはいまいちなのでそっちはlinuxの各種ツールをつかってます。では無料のそっちで全部やってしまえばよいではないか、という意見があるかもしれませんが残念なことにlinuxの画像編集ソフト(gimp)はフォントをいじるのが非常にやりづらい。そこでこの「クリップスタジオペイント」でフォント入れと最後の仕上げをやっているというわけです。

 なんでそんなソフトを持っているのか。話は遠回りになります。大学のとき漫研に入ってたんですが、同学年の友達がデジタルの絵師として腕を磨きつつ、ついには漫画家となったわけですな。こっちはというと絵なんか一向に描かずにいるあいだにその絵も描けなくなったのですが、ついに技術の進歩で絵がそれなりに描けるノートパソコン(東芝dynabook V713)というのが出てきて使いもしないのに買ってしまいまして、それをその漫画家の友達に見せに行ったら、今からデジタルでマンガを描きはじめるならこのソフトだ!と勧めてくれたわけです。月々500円の分割もできるということでさすがにケチの自分でも身銭を切って買ったわけですが、肝心のマンガを一向描く気配がないうちに君見ずや出版をやり始め、表紙作成にちょうどよいというのでそのノートパソコンとともにこの「コミックスタジオペイント」を使いまくっているという次第であります。



 マンガ出す?いやいやいまさらそんな恥さらしなことは... 昔の知り合いとかに会うと「絵は今も描いてるの?」みたいなことを聞かれることもありますが、描かないでいたら描けなくなったと有り体に言うしかなく、いや実に恥かしい話ですね。はい。
 そういうわけで恥かしい過去をもってるみなさんもクリップスタジオペイントでも買って、マンガを描いてみるのもいいのではないでしょうか(違


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