さて抹茶を百均の小物でたてる外道シリーズである。
前回の結果 マドラー
前回はマドラーを試したが、その結果としてはそれなりの味ではあったものの、ダマがのこり、コクもない微妙な出来上がりだった。しかし、残った抹茶のダマをみるとかなり細かくなっている。ただ、お湯を入れたときの粒度とそれほど変わっているように見えない。実はマドラーや泡立て器のようにある程度の太さのある物質での攪拌ではそこまで細かくならないのではなかろうか。そこで、シリコンゴムのヘラで積極的に潰していくとよさそう、という案をおもいついた。
シリコンゴムヘラ
ということで、今度はダイソーに行ってシリコンゴムのヘラを買ってきた。ちなみにダイソーに行ったのは安い茶筌/茶筅があるという話だったので見に行ったのだが、なかったので結局ヘラを買ってきたのだ。まぁ、自分のような独身ハゲの下流中年には茶道なんか関わりのないことなので、カフェインたっぷりの「緑の粉」をキメるのにいい道具があれば何でもいい。ちなみにちょっとググったところではヘラで抹茶を潰すという案は誰もネットに出していない。みんなコーヒー・紅茶には凝っても抹茶には凝らないのかな?
作業
ということでまずは抹茶を茶碗に入れる。
ちょっと湯を入れて練る。
こんな感じで潰してみたが抹茶の香りが湧き上ってくる。あ~いい。いいです。
最初なのでヘラにちょっとこびりついてしまった。しかしそこ以外の出来上がりはよい。
飲んだ後
というわけでとりあえず飲む。茶筌でたてたのに比べると空気が入っておらずそのあたりの感じが足りないが、それ以外のコク・まったり感は非常によい。簡易抹茶としては相当によい。
ただ、ヘラにこびりついた分をあとから適当に潰したのがわるかったのか、細かいダマがすこし残ってしまった。これも再度ヘラで潰す。
後の始末もヘラだとなかなかよいのではないか。
結果: 緑の粉をキメるならシリコンゴムのヘラがおすすめ
茶筌に比べると泡泡しないところがもの足りないが、後の始末や道具の管理を考えると圧倒的にシリコンゴムのヘラが有利。簡単にまったりねっとりした風味のよいものができる。ということで、独身ハゲ下流中年のおっさんが丼茶碗で飲むならシリコンゴムのヘラで抹茶をたてるのがおすすめ。後始末も簡単。
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