Dell Inspiron 16 2-in-1 (7620) (4KOLED)
去年の秋だが幻聴がでてるんだからどうせもう死ぬんだろうということで、ノートパソコンを買いかえた。前の富士通FMVT90Tはそんなに悪くなかったのでもっと使っていてもよかったのだが、幻聴が出る前くらいに怪異現象でいきなり軸が折れたりキーボードが壊れたりしていたのでかなり使いづらくなっていた。まぁそれから二年くらいキーボード外付けで使っていたがよくそんな面倒な状態で使っていたものだ。
もっとも選ぶ条件として画面が狭いので最近安くなってる4Kテレビを外部出力にしたいけどFMVT90Tの頃のパソコンは4K60Hz出力に対応してなかったとかいうところなのでまぁいろいろズレてはいる。しかし幻聴がでてるので判断条件がズレるのは致し方ないところである。まぁごちゃごちゃ書いてもしかたないので新調して解決したということにしておこう。ちなみに液晶自体が目に悪そうなのでなるだけ大型を買って遠くから見た方がよさそうという結論になりそう。
ということでDell Inspiron 16 2-in-1 7620 (4KOLED)だがこれだけごちゃごちゃ書かないといけないのはDellが予約販売をしていて注文次第工場で作るという体制で細かいバリエーションに対応しているからである。こっちも探すときは大変だったが、4KOLEDで16インチで2in1と条件をしぼっていったらこれくらいしか買えそうなのがない。あとは30万コースになる。さらにこれは最近のノートパソコンにはめずらしくメモリもSSDも交換できる。そのかわり最新規格ではないがその方が安くで増設できてさらによい。
↑ちなみにこれはちょっと違う奴で標準仕様なら日本国内に在庫しててすぐ来るらしい。
メモリの増設
メモリの増設だが、Crucialのサイトではこのマシン64GBまで増設できると出る。仕様書では16x2の32GBまで対応と書いてあるのだが、アメリカの会社のパソコンにアメリカのメモリ会社がそのように推薦しているのだからできるのだろう。ということで去年しばらく使ってから32GBx2を増設した。裏蓋をあけるのはすこし手間で、さらに閉めるのがもっと手間できれいに閉まらなかったが換装自体は簡単にできた。メモリ64GBに16インチ有機EL。これだけでメーカー製のノートパソコンなら50万-60万コースになる。うーむ。20万越えたがそれだけでも十分お得感がある。
裏蓋の開閉が手間だったのは筐体の剛性が低くなんかふにゃふにゃだからで、荒い使い方をしなければよいと思うんだがそのあたりどうなるのかよくわからん。
4KOLED
16インチ16:10とむちゃくちゃ広い画面だがそれが4KOLEDということで無茶苦茶細かい。ところで家電量販店で売ってる4K有機ELテレビとは実は構造が違う。家電量販店で売ってるのはLGの有機ELで、これは白色有機ELにカラーフィルターをつけたものなので、実は液晶と似たような構造でそんなによいものではないのだが、LGがそれでサムスンに勝ったのでそのようなことになっている。プラズマテレビとかも結局消滅したので商売としてなりたたなければ製品として残らないのだ。ところが小型画面はサムスン方式の有機ELの方が順調に大型化をはたして最近これくらい大きいのも普通に買える値段になってきたということだ。そしてこれだけ細かいと液晶であろうが有機ELであろうがあんまり違いがわからん。その昔、有機ELの15.6インチ画面がでてきたときに家電量販店でそれをみて、やっぱり有機ELはキレイだなと思ってふりむくと、そこにあった富士通のクリア液晶が同じくらいキレイにみえたのでびっくりしたことがある。要は要素技術として画面の表面処理などもかなり重要になってくるので一概に有機ELが良いともいえないのだ。テレビの方でも液晶ががんばって盛り返しているし、自分が買った感じだとまだ有機ELテレビはなんか目にくるので液晶の方がよいと思う。ただ液晶は視差みたいなのがあって目の筋肉の使い方がすこし違うのでそこはなんとかならんかと思ってはいる(構造上なんともならない)。
16インチ3Kだと画面が広くなるがそのかわり無茶苦茶細かくなる。のだがやっぱりこの画面の広さというのがたまらないし、細かい字が並んでるのが好きなのでデフォルトで250%表示のところ100%で表示している。細かくてよい。windows11の機能でウインドウを分割してわりふれるようになっているところもよい。その昔、unix系ウィンドウマネージャに全部タイルになるのがあって、全部タイルで分割されるとそれはそれで使いづらかったが、windows11のはかなり粗雑なタイルなので大きさを変えたウィンドウをずらしたりすこし大きさを変えたりできるのでよい。
あと、このパネルを手にいれたことで、家電量販店のパソコンコーナーにいってなにかほしくなることもなくなった。大型で精細な画面は一般向けではないので消滅するような気がするが画像とか見る分にはキレイなのでそういう需要があって続くかもしれん。
ドッキングステーション
thnderbolt 端子があるので(外見はUSB-C)、それに対応したドッキングステーションとか買って外部端子の増設した方がとりまわししやすい。これは本体にもSDカードの端子があるのだが、microSDカードしか持ってないのでこれはmicroSDカードでもよかったがそこはしかたない。まぁ画面がでかいのでモバイル用途としては考えられていないのだろう。そこはしかたない。
これ買ったがこっちに充電プラグ刺すとちょっと充電時間が長くなる。バッテリー保護的には充電時間が長い方がよさそうだが。
入れ物
百均のビニールケースに百均で買ったクッションシートみたいなのを入れてつくった。しめて400円くらいか。MacBookPro16とほぼ同じサイズなのでケースがたくさんでておりそれを買えばよいのだがなんか癪にさわるので百均でそろえた。なにせむこうはこれと同じ16G1Tで40万とかするので金持ちマシンの印象がある。まぁ金持ちが買うものなので金持ちプライスでどうかと思うものもあるので実用を重視してそうした。
ペン
ペンも使えるのだが、いっしょに買ったものは丸くてつるつるしているし、電池式なので接触して放電しつづける心配がある。ということで、ホームセンターにいってチューブの端を切って買ってきた。数十円くらい。そんなに使っていない。なにせ年賀状の絵を描くのにも使ってないのでしかたない。ワコムAESだが若干ジッターがあり、慣れるのが必要だがそんなに使ってないのでまだ慣れるもなにもない。
タブレット的使い方
これ買ったときにはタブレット的に使えるのではないかと思ったがキーボードが裏に行くのと、Windows のソフトが使いづらい関係で思ったほどはつかえてない。ただ、windows のアプリで NeeView というのがあって、これがビューアとしては結構つかえることがわかった。でもまだタブレット的につかうよりもテントモードみたいなので使ったことしかないな。なにせタブレットモードのときはキーボードが裏にいくのでなんか心配になる。それから NeeView は中国関係ファイルによくある djvu に対応していない。うーむ。wsa 期待していたが Google Play 入ってなかったので期待はずれだった。そうすればebookdroidが使えるので結構よいのだが。Google と Microsoft の戦争中なのでしかたないかもしれない。