中国の端末業者などがこぞってeInk社(台湾 元太科技) の 7.8インチ電子ペーパーを採用した端末を発表しているところでその最大の300ppi電子ペーパーを先駆けて採用していた Kobo はどんなものを出してくるかとおもっていたが、案に相違してそれほど差のないものを出してきた。8インチだそうだ。
Oasis の応用かな。見開きに対応ということだが、だいたい6インチの画面を二つ並べたのと同じくらいの大きさのはずだ。だいたいの目安だが、既存の電子ペーパーでは 6 < 7.8 < 10.3 < 13.3 でそれぞれ小さい方を二つ並べるとだいたい大きい方の大きさになる。
インチ | 画素数 | 比 | ppi | 端末 |
---|---|---|---|---|
8 | 1440 1920 | 3:4 (0.75) | 300 | Kobo Forma |
7.8 | 1404 1872 | 3:4 (0.75) | 300 | Kobo Aura One |
7 | 1264 1680 | 79:105(0.752) | 300 | Kindle Oasis(第2世代) |
6 | 1072 1448 | 134:181 (0.74) | 300 | いろいろ |
Kobo でこれってことは Kindle がもし新しい端末を出したとしてもそんなに突飛なものが出てくるともおもえないということになるだろう。カラー電子ペーパーのACePは画面の切替にやはり時間がかかるようなのでそっちも電子書籍端末に降りてくるのはまだしばらくかかるだろう。これはもう既存の電子ペーパーを使った応用品では新勢力となる Dasung の7.8インチ端末の出来に期待だな。
Kindle Oasis、電子書籍リーダー、Wi-Fi、32GB
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2017/10/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る