メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

同業者発見

君見ずや出版

 こないだ軍艦の本を出そうとしたら既にだしてる人がいておどろいた事を書きましたが、その人はどうも一発屋でもなく、他にも出してるようです。特徴としては

  • 表紙は金字。もとの表紙画像をうまく加工して金箔文字のようにしている。
  • 商品紹介はkindleアーカイブを模倣。目次を列挙
  • 出版社名はもとの本のものをそのままつかう
  • 価格設定は300円台(確認できたところでは)
  • 商品紹介では目次を列挙するが、本にはHTML目次なし

↓こんな感じです

 まぁみた感じではいろんな点でKindleアーカイブを模倣しているようです。加工した人の情報が一切ないのでとりあえず「金箔の人」とでもします。金箔の人が出してるものについては検索のしようがないのでなんともいえないんですが、この軍艦の本はあたってるようで、今朝みたところではKindle本有料タイトル519位ですな。ただもうひとつみつけたのが「金沢文庫古書目録」。趣味? 神奈川県の人? うーん?
 同業者だとすると気になるのがどういう方面を主にやっていくかというところ。なぜかというと前みたいに同じものを出したりすると後味悪いから。小林清親・井上安治の東京名所絵なんかAmazonで「君見ずや出版」で検索したらかなり上位に阿井植雄氏のそれがでてくるのでもう向うも被ってるのがわかってて検索キーワードに「君見ずや出版」を入れてるんでしょう。Amazonの仕組みをうまく利用しているので唸るしかないです。絵関係は売れない中でもわりと売れる方なので被ってもしょうがないところがありますがそれ以外の趣味の方面がかぶるとキツイ。この金箔の人はその点どうなのか? すごく気になるので継続して情報収集しようかというところ。

 そういえば絵画・青空文庫販売の見本(例:「古典教養文庫」「アートクラシック」)といえる上妻純一郎氏が鎌倉の人ですが、あの辺りの人なのだろうか。