メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

Kobo glo HDの中古その2


 買ってすぐはいろいろ文句を書いていたが、いじっているうちに慣れてきてこれにPDFをほとんど移してもいいような気がしてきた。上のような本ならなんとか読めるのでたいていの本は行ける。見開き画像も横向きにしたらなんとか読める。高精細 eInk ディスプレイでかつさらに広いのが次世代KoboKobo Aura One で、もうすぐ市場に登場するのだが、7.8インチまで行けば更に読みやすいんだろう。なにせ6インチの1.3倍の長さで面積比では約1.7倍だ。金もないのにあわてて6インチ機を買う必要はなかったか。
 しかし Kobo Aura One の分解画像が上がってきたが、Kobo もメモリ直付けになってしまうらしい。内蔵 microSD カードにシステム全部入れるという Kobo の伝統は Kobo glo HD まででとぎれてしまうようだ。まぁ大量にPDFとか入れたい人にとってはしばらくはこれしかないだろう。中国広州の文石の Boox シリーズの方が縛りが少ない分自由度が高いが、「安くで入手」できるかという点で難があるので自分の選択肢には入らない。仲介業者がぼったくってるので日本にいて通販で買うのは高い。かといって直接中国とやりとりするのは不良品をつかまされるリスクがある。まぁもっとも文石が7.8インチの Carta ディスプレイをつかった Android 機を出してきて随意に増設できるなら、PDF とか自炊本を読みたいだけの人にとってはそれ一択になるんだろうな。更には Android アプリで KoboKindle もその他の電子書籍リーダーアプリも行けるし。なんぼ中国の変化が速いとはいってもそれが出てくるのはまだまだ先だろう。Kobo Aura One の生産とそれに追従した Kindle の端末がでてeInkディスプレイが余って値段が安くなってからだな。

 Kobo glo HD の Android 化とか Debian 化は移植できる技術をもった人がやってもイメージを公開していないため広くは使われていないようだ。
kobo® glo [sic] HD hacking [part 1] – Misery
 Kobo Touch、Kobo gloKobo Aura HD は似たような構成のため互いに融通できるらしいのだがネット上にはその情報ばかり転がっている。2ch には Android化できるみたいなこと書いていた人がいたが、Aura HD と勘違いしているようだ。自分でやってもいないのにブログで軽々しく「Kobo glo HD は Android化できる」とか書いてるやつはよく調べずに糞記事を大量生産している糞ブロガーだ。二次情報三次情報でなんとかできるのはデフォルトのシステムにパッチをあてて改造したつもりになるくらいだろう。

 CPUが i.MX6SL なのでその方面から情報を集めるしかないな。
i.MX6SL|i.MX 6SoloLite Processors|Wearables|NXP
Android OS for i.MX Applications Processors|NXP
Freescale Public GIT
Freescale Public GIT /
 まぁこういうのか。

GitHub - kobolabs/Kobo-Reader
うーん。