メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

軽症の新型コロナウイルス感染症は味噌茶で症状緩和

長かったこの二ヶ月半

 1月下旬から二ヶ月半にわたって苦しめられてきた謎の病気だがようやく治りそうになってきた。たぶん新型コロナウイルス(SARS-Cov2)による感染症(COVID-19)だとおもうんだが、肺炎の症状がなく市中感染なので検査も受けれなかった。この病気、治療法が確立されてないので軽症は放置され勝手に治せということで、肺炎が出なかった人で放置されて苦しめられている人はそれなりにいるとおもう。自分は1月下旬なのでおそらく中国人観光客の武漢直輸入のウイルスを市バスか中国人ばかりいる中国料理屋で拾ったんだとおもうが、その一番キツそうなやつが心臓に来たので死にそうになった。それからなんとか味噌汁のおかげ命を保ったものの、なかなか治らない。それを補ったのが茶である。

 味噌 + 渋い茶 + 熱い風呂 で治ったというと悪い冗談のように聞こえるが、本当だからしかたない。今までそれに欠けた生活をしていたのだ。単に生活を正したから健康になったのではないかといわれてもしかたないのだが、逆に日本でCOVID-19による死者が少ない事もこれで説明できるとおもう。要は日本の食生活に秘密があったということであれば、欧米からの統計操作疑惑も晴れるであろう。連中もいっぱい人が死んでるのでスケープゴートが必要なのだが、何より治療法がわかればいいのだからそれで満足するだろう。ロックダウンの真似事をして経済的な死者を増やし社会不安を醸成するよりはお茶・味噌汁を奨励してガンガン感染して集団免疫を獲得したほうがよい。

 ところでこの文章のタイトル、最初は「完全解決」にしていたのだが、こういう生活をやめたとたんにぶりかえす可能性は否定できないので「症状緩和」ということにしといた。完全解決になるのは再発しないことを確認してからだ。

味噌茶

 ところで飯は濃い味噌汁に茶葉を放りこんだシチューのようなものを食っているのだが、飯の間に飲んでるのが味噌茶とでもいうようなものなのでそれを紹介する。

f:id:inudaisho:20200412133239j:plain
手鍋に水と安い茶葉を好きなだけ入れて沸かす

f:id:inudaisho:20200412133327j:plain
味噌を適当にいれる

f:id:inudaisho:20200412133442j:plain
最後にダシ用の安い鰹節的なものを入れて味を整える

 鹿児島に茶節という郷土料理がある。麦味噌・茶・鰹節の基本の組み合わせとその他なにかを混ぜて飲むというものらしいが、それを参考にして最後に花かつおみたいなのを入れるとより飲みやすくなる。これはダシのためではなく、アクセントとしていれるので最後にちょろっといれるのでよい。そもそも入れずに漢らしく渋すぎる茶に味噌をといただけでもよい。都度あたためるのはこの病気、体温管理が重要っぽいのでなるべく胃袋周辺が冷えないように沸かしているのだが、漢らしく作りおきしてガブガブ飲んでもいいかもしれない。

 もっとも自分の場合、寒い格好で過ごしていたのがここまでこじらせた最大の原因なので、体をかわいがってなるべく熱いものを取った方がいいとおもう。

所詮は症状緩和で免疫でなんとかするのを期待するもの

 ちなみにこれ、期待される機能としてはSARS-CoV-2がなるべく人体にとりこまれないようにするものなので、ウイルス本体を破壊するようなものではないことに注意。ウイルス本体をどうにかするのはあくまでも体の免疫機構なので、実物のウイルスをつかいつつワクチンを打ったような効果になるのではなかろうか。そうであればいいなと願望し、補助として亜鉛のサプリなども取るのもよい。

 自分は親のおかげで体が頑丈だったから、茶と味噌などに特化した方向でなんとかここまで持ってこれたが、虚弱目の人は他にもなにかした方がいいかもしれない。それはわからんことなので各自がんばってください。

エピガロカテキンガレートと緑茶

 ちなみに緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートは太陽によく晒されるとたくさんできるので、抹茶や玉露よりも安物の緑茶に多い。そして日本茶は茶葉の酵素を殺すときに蒸すのだが、中国の緑茶は一般的に炒るので温度が高すぎ、そこでエピガロなんとかが他のカテキン類に変質して失われてしまうらしい。日本茶の中でもほうじ茶は乾燥させた茶葉を炒って香ばしくし渋みを抜くので少ない。酵素を殺さず発酵を進めさせた紅茶などはさらにダメ。ということで好んで渋い茶を飲むガンギマリ民族の日本茶しか効かないので注意。一番よいのは日本茶の基本工程を踏んだうえで余計な工程をくわえてないひたすら渋いお徳用茶葉。鮮度には注意。茶葉も食うこと。茶葉を食いたくない場合は粉茶もいいらしい。粉茶と抹茶は別物だが、抹茶・玉露でもそれなりにあるのでよい。

最後に

 以上。おまえの言うことなんか信用できないという人がみんな味噌と茶と亜鉛を避けますように。

味噌汁+お茶でどうか

味噌汁だけだと平行線でなかなか治らない

 味噌汁ガブ飲み法をしばらく試してみたがたしかに前よりは状態がよくなったものの、なかなかスッキリ治ってくれない。4/1から試して今日で一週間。さすがに味噌汁飲みすぎで違うところがおかしくなってくるんじゃなかろうか。

エピガロカテキンガレート

 ところでtwitterでエピガロカテキンガレートなる物質が効くのではという情報が流れてきた。その話の元ネタの報告(プレプリント)はこれ。

www.researchsquare.com

 原理としては、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)がもってる結合蛋白質とうまく適合する物質を、既に抗ウイルス・抗SARS機能をもつと知られている物質の中から物理的な方法で探すというものでなかなかおもしろい。その結果によると、今治療薬として使われているレムデシベルやクロロキンなどよりもよいのがみつかったという。その一位がエピガロカテキンガレート。煎茶に最も含まれる物質。カテキンといっても紅茶には含まれない。次点が curcumin でこれはカレーのスパイスとしては定番のターメリックに含まれる物質。カレーが効くというのは本当かもしれんな。

没食子酸エピガロカテキン - Wikipedia

抹茶 + 味噌

 さて耳にしたことを右から左で適当なことを書きちらすのは誰でもできるのでそれはおいて早速実験してみた。まずは抹茶である。このエピガロカテキンガレートなる物質、日に曝すとワシャワシャできるらしく、収穫前に日光を遮ってうまみを出す抹茶は煎茶ほどは含まれないらしいんだが、煎茶は茶葉を普通食わないので全食する抹茶の方が最終的には多いらしい。ということで、ためしに抹茶をつくってそこに味噌をいれてみた。

f:id:inudaisho:20200407091540j:plain
ヘラで練った抹茶に味噌をいれる

 こうしてすこしの湯で練った抹茶に味噌をいれてお湯で増やすとこうなる。

f:id:inudaisho:20200407091714j:plain
できあがり

 見た感じ濃すぎてあんまり変わらないが、味はちょっと変わる。うーん。どういう感じかというと、お茶漬けみたいな味になりますね。なぜ味噌を入れるかというと、味噌の効能は実績があるけど茶の効き目は信用してないからです。それはともかく、意外と飲めるものになった。

味噌汁 + 煎茶

 さて次は、味噌汁に煎茶を具として入れます。茶葉も食ってしまえということですね。具体的にはまず水に茶葉をいれます。最初に入れるのは煮出す時間を長くとるため。

f:id:inudaisho:20200407092237j:plain
茶葉投入

 そこから適当に味噌汁っぽい工程を経てできたのがこれ。

f:id:inudaisho:20200407092936j:plain
味噌汁茶

 普通に食えます。

効果はどうか

 実のところ効果はよくわからない。昨日茶を食べだしたのだが、昨日は試しに愛宕山に登ってきたので帰ってきてから上から下まで洗濯してパンツ一枚で寝たのでこの一ヶ月ほどカイロなどで暖を取っていたのをはずしてしまい、例外値に例外値をかさねたので違いがよくわからんのだ。茶を飲みすぎたので寝付きが悪くなって何回も起きた。その割にはすっきりさっぱりした感じがあるのだが、その一方で胸の真ん中あたりのしこりが大きくなった感じもある。その一方で昨日愛宕山登って降りる最中胸を冷やしてなんか炎症っぽい感じになってたのが今はないのでよくなったのかわるくなったのか...

 ただ、味噌に欠けていた「あと一歩」がこれかもしれんということでお茶を積極的に取ってみることにする。もっとも、薬として摂取するほどの量ではないとおもわれるのでどうなるか.. とりあえずお茶は別にしてだいぶよくはなってきている。

ちなみに愛宕山は楽に登れた

 久し振りに愛宕山に登ってきたのだが、この二ヶ月ほど寝てたわりには楽に登れた。たぶん風呂に入ったりしてるのが運動に近い効果があって血の巡りだけはよくなってるんだろう。あと味噌ばっかり食ってるとなんというか肉体改造してるような感じがあり悪くないのでそういうとこかもしれん。

味噌汁ガブ飲み法

 この四月から晴れて大学院生のはずなのだが、まだ新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)っぽい病気がスッキリ治らないのでうかつに通学しづらい、とか言ってるうちに、健康診断が来たのだが、案内をみると風邪っぽい人は受けないように書いてあるのでつまり新型肺炎を恐れているということがわかるので、素直に電話してかくかくしかじかの旨で1月下旬から体調不良であることを伝えるとその日のうちに健康診断の中止が決定され、諸事万端延期されることになった。まぁ自分の電話がきっかけというよりは、京都産業大学の学生があちこちにバラまいた件の影響が大きかったんだろう。

 それはともかく研究室の方はどうもそれなりに動きそうなのでとにかくこの病気っぽいものをスッキリ治さねばならぬ。ということで、あるいは飯の食いすぎがスッキリ治らない原因かもしれんと思い、飯をひかえめにして味噌汁をとにかく飲みまくることにした。名付けて味噌汁ガブ飲み法である。

 簡単なことで、喉が渇いたり腹が減ったりしたら満足するまで味噌汁を飲みつづけるというものだが、これが実によく効く。これまでの3時間程度の間隔を置いて飲む方法だとなんかダルい感じが残ったが、この一時間くらいおきに飲みまくる方法だとそのダルさがまったくなくなって、胸のあたりになにかしこりを感じるだけに収まる。これはよい、ということで、今日はさらに運動療法のつもりで低山に登ってみた。問題なく登れるというところだが、やはり味噌汁を欠かす時間がでてくるので、ちょっとウイルスっぽい感覚がでてくる。とはいえ、これくらいなら運動も問題なくできるということはわかった。のこる問題はこの胸にのこるしこりだな.. おそらく二ヶ月も経過しているのでなんか巣みたいなのができてるかもしれん。うーむむ。これで根治するかどうかよくわからんのだが、他に案もないのでしばらく味噌汁飲みまくるしかないか。これで根治するなら、ワクチンを待つまでもなく実物のウイルスを味噌汁で弱毒化するという形で手っ取りはやく免疫をつけれるということになる。できれば、だが。

f:id:inudaisho:20200403213419j:plain
全然売り切れる気配のないイオンの味噌の棚

 ちなみに今まで飲んだ中で一番よく効いた感じがするのは山奥に帰ったときに飲んだ味噌汁だが、それがたまたまこれをつかっていた。

f:id:inudaisho:20200403220903j:plain
京北まごころみそ

 京都の京北の道の駅「ウッディー京北」で売ってる「まごころみそ」とかいうもの。ちなみに味噌は何でも効くのでこれだけがいいというわけではなく、今ガブ飲みしてるのはスーパーで売ってる安い味噌をつかってる。ちなみに白味噌赤味噌も関係なく効く。

新型コロナウイルス民間療法

(20200410 この記事を書いてから半月、味噌汁だけでは平行線だったが煎茶の導入によって劇的によくなっている。)

(20200412 お茶の成績がかなりよいので別記事も書いた。)

inudaisho.hatenablog.com

(20200424 ウコンも成績がよいので追加)

inudaisho.hatenablog.com

二ヶ月目でようやくよくなりそうな目が見えてきた

 さて1月下旬から新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)による感染症(COVID-19)っぽい病気にかかり寝たり起きたりしてましたが、最近になってようやくよくなる目が見えてきたのでまとめることにします。

 COVID-19っぽい病気にかかったけれども症状として肺炎がひどくなかったグループがあり、そういう人は厚労省の基準外なので検査もされず診てももらえなかったようです。まぁ医療訴訟とかはびこってるこのご時世、治療法も確立してない病気にうかつに触れないでしょうね。自分もその診てもらえないグループに入るようで、前から書いているように心臓に来て激しい動悸として現れました。この心臓に来たというのが重要で、何が効くか効かないか、どれくらいの間効くかというのが如実にあらわれました。これは他の人では得られない情報だとおもいます。あと自分と同じように心臓に来た人で対策を取れなかった場合心不全で死んでるとおもわれます。まぁそもそもコロナじゃないかもしれないんですが。

貼るカイロ

 胸元など肺のまわりにしばらく手をあててみてください。それでいくらか楽になるようならそこに貼るカイロを貼ります。自分の場合、左胸元の鎖骨の下のあたりと心臓の真上、左脇腹に最初は貼り、そのうち胸の真ん中や右側に貼りました。まぁ血管をやられてたというわけですな。ドラッグストアなどに行くとまだあるので箱で買ってきてください。12時間と書いてあるもので24時間くらい効きます。寝てるときも貼りつづけます。ただ寝る前に貼るよりは朝貼る方がいいかな。これすぐにできるのですぐやった方がいい。

 それからとにかく昼間も真冬の屋外のような格好で保温につとめてください。体温を上げます。そして寝たいときに寝ます。夜寝れなければ昼寝ればよいのです。

お茶 (20190412 追加)

 次項の味噌にプラスしたのがお茶でこっちの方が成績よかったです。別記事参照。

inudaisho.hatenablog.com

味噌汁

 何回も書いてますが、症状緩和には味噌汁です。味噌汁を飲んでいるとキツい症状が消えます。理屈としてはたぶん味噌汁に含まれるペプチドによる飽和攻撃でウイルスと競合し、他にも作用をおこして総合的によくなるんだとおもう(エセ科学)んですがよくわかんないことにしておきます。時間は味噌の量によりますが自分の場合だいたい4-5時間。3時間おきに飲むとよいです。夜中? 寝苦しくて目がさめるとおもうのでそのとき飲むといいです。味噌はなんでもいいです。道の駅で売ってるような高めのやつがよく効きましたが、スーパーに売ってる一番安い200円くらいの袋入りのでも十分効きます。外出用に小袋の味噌汁(100円で8パックひと綴りとかそういうやつ)買いましたがそれだと量が少ないので効く時間がもうすこし短いかな。濃い目の味噌汁を鍋一杯につくってときどき飲むくらいでいいでしょう。ただしこれで劇的に改善するわけではありません。しかし体調不良が長くつづいて体力を削られた人にとってはまず症状が緩和しないと体力も回復しません。体力がないと次の段階は危いです。味噌汁は日本人がここ500年くらいは飲んできているものなので、少々大めに飲んだところですぐに害はありません。塩分は気にせずガンガン飲みましょう。治ってから塩分のことを気にしてください。どうしても気になる人はカリウム豊富なカボチャ・イモ類等薄く切って入れるといいでしょう。ちなみに腎臓が悪い人はこの方法はよくないかもしれないのでほどほどにして過激に次の方法に行くしかないです。

 他の食品としては甘酒も効いてましたが、これはメーカーによる違いが大きいのでなんとも勧めづらい。麹発酵がいいかというとそこも微妙で、味噌の場合麹発酵が中途半端なのでペプチドが多いという事情があり、たとえば醤油まで発酵が進むとペプチドがなくなります。まぁ味噌ばっかりだと飽きるので他のも試す価値はあります。

ウコン(ターメリック) (20200424追加)

inudaisho.hatenablog.com

サウナ・長風呂

 日頃シャワーで済ませてる・風呂は長湯しない、そういう人はこの方法がよく効くとおもわれます。咳がある人は感染を防ぐためにサウナには行かない方がよいです。汗が出るまで入ります。そして味噌汁を飲んでよく寝ます。ちなみにサウナで汗を流してから味噌汁を飲むと塩分の補給になって非常にうまいので、元気な人もサウナで味噌汁のむとよいです。長湯ですますときは鼻や頭に湯をかけつづけて温めるといいです。一二回ではなくずっとかけつづけてください。自分の場合ストローをくわえて息をしました。のぼせてきたらあがります。そして速やかに寝ます。

 寝てる間にすこしづつよくなるという寸法ですが、患部に血が流れ出すとズキズキします。心臓に近いところなので動悸が激しくなったと勘違いしてしまいますが心臓なのか心臓のまわりなのかよく観察して見分けてください。他にもよくわからない身体症状が出て怖いので本当に危ないとき はやめた方がいいかもしれないですが、寝てるときはもう諦めるしかないです。なんというか新型コロナウイルスの副産物かなんかが詰ってたのが流れるようなそういう謎の感覚があります。結構つらくてもう死ぬんじゃないかという感覚があります。

 ただ一日だけではよくなりません。自分の場合サウナに5日間通いつづけてかなり楽になりましたがそれでもまだまだで、そこから長風呂にきりかえて4日目くらいでこの調子で続けたらよくなりそうという気になってきました。サウナより長湯の方が自分でコントロールしやすいので安全ではあります。

ステロイド

 ステロイド剤も一時的によくなるんですが副作用がきついのでやめた方がいいですね。素人が勝手に使うもんじゃないです。体力が落ちてるときに使うと本当ひどい目にあうので医者が使うのでないかぎりやめた方がいいです。

たぶん日本での感染拡大は限定的

 以上書いてきたところは自分がとりあえずそれで人並に行動できるところまで回復したということなので、まだ根治はしてません。これから容態が急変して死ぬかもしれないし、そもそもコロナじゃないかもしれませんがまぁ似たような症状の人はどこかにいるとおもうので書いておきます。

 しかしこんなのでよくなるんなら日本での感染が拡大しても死者はあんまり出なさそうだ。死にそうな頃はもう三月とか四月になったらバタバタ人が倒れだすと予想してたが、こんなのでよくなってみると、今の日本で大量に人が死ぬことはあんまり無いような気がしてきた。お肉券とか配るよりは、風呂に毎日入れない都会の貧民のために銭湯とか温泉に補助を出して一人100円で入れるようにした方がいいんじゃないか。その方が安上がりで感染拡大を防げそう。世界的な感染がおさまるまで仕事はゆるめにしてみんな早く帰って風呂に入れるようにするとか。あと病院に収容してしまった軽症の感染者をためしにサウナにぶちこんで治るかどうか試してみたらいい。もっとも病院に収容してるのは肺炎の症状がでてる人なのでうかつに風呂とかサウナにいれづらいのかもしれない。

呼吸器内科医が解説!  新型コロナウイルス感染症 — COVID-19 —

呼吸器内科医が解説! 新型コロナウイルス感染症 — COVID-19 —

  • 発売日: 2020/03/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

陰謀論ブログ

陰謀論ブログです

 某所で「カラー電子ペーパーの情報にやたら詳しいけど陰謀論がキツくて読めない」みたいに言及された。なんだこいつネットの有名人で外国の変な地域の情報あつめてるふりしてるくせに英語や中国語も読めず、公開情報紹介してるだけのブログを参考にしてるのか?

 と思い、いろいろ調べてそいつについて本物の陰謀論を展開してやろうかとおもったが、twitter の発言をみてると、似たようなレベルの思い込みを常時垂れながしているので目糞鼻糞をするのはやめることにした。

 しかし陰謀論というのは簡単で、たとえば自分がこういう tweet をしたとする。

 その後に違う方向から遠まわしに変な言及を受けたとしたときにその二者はなんらかの関係があると思いこんだとして、そこで何の根拠もなくなんらかの集団、たとえばフリーメイソンとかユダヤ人とか日本会議とかを持ってくるとすぐに陰謀論になる。

 論文の作り方の一つに仮説演繹というのがあるが、ある事実から仮説をつくり、今度は逆にその仮説がなりたつかどうか事実を集めて検証するというもので、枠組みとしては陰謀論とたいして変わらない。陰謀論は都合のよい事実だけ集め都合のよいように解釈するところから起こる。科学であればまた違う事実の発見によっていつかはその仮説がやぶられて新しい仮説が作られ、それによって科学が発展していくのであるが、おもしろいのは陰謀論も都合よい思考から生まれているだけなのでその枠組みで発展していったりするところだ。

 ところで、人文科学になると、扱っている事実と論拠の両方の確からしさがかなり落ちてきて、ややもすると陰謀論になる。たとえば日本史において、天皇がどういう機能をもっていたのか、というのは重要な話題であるが、そこに過度にフォーカスして天皇制とかぶちあげ、さらになんでもかんでも天皇制がわるい、となると陰謀論と大してかわらなくなってくる。人間社会において権威がどのような機能を果しているか、人間社会の再生産は何によって支えられているか、というようなもっと普遍的な問題意識がないからそうなる。とはいえ、ここまで書いたことからわかるように、陰謀論とだけ聞くとなにやらあやしいもののように見えてくるが、そもそも人間の機能としてそのような物の見方が備わっており、検証しようとしなかったり物の見方が狭ければすぐに陰謀論とかわらないものになるということだ。

 この四月から文学部に入院するが、そういう文学と歴史の中間くらいのところを意地悪く攻めていくつもりだ。40代後半のおっさんがもらえる給付型奨学金などないので途中で金が尽きてやめるとおもうが、すくなくとも論文の書き方くらいは覚えてくるつもりである。残念ながらまず中国文学から入るので日本史の方へ討ち入るのはいつになるかわからない。明代の沼にハマって出てこれないかもしれない。

ビジュアルストーリー 世界の陰謀論

ビジュアルストーリー 世界の陰謀論

水滸伝人物事典

水滸伝人物事典