メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

一年目

 国会図書館に「画像自体を電子書籍化して販売する」ことの可否について問いあわせたところ、「(公開されている条件を満たせば)電子書籍としてご使用になる場合も、国立国会図書館へのお申込は必要ありません。」という返事を得たのがちょうど去年の5/27だ。それから一年、ようやく月5万程度で死なない程度には生活できる金が入ることになり、今は毎日図書館に行って調べものをして暮すという乞食ライフが送れるようになった。こんなありがたいことはないが、月5万だとちょっと中国やインドへ調査に行こうとしても飛行機代も出せないのでもうすこしもうけたいものだ。そうおもって調べものをしているが、結局自分で作ったものは売りものにならず、素直に国会図書館資料の電子書籍化をひたすら続けていた方がよかったという結末になるかもしれない。
 まぁしかし金のことを言うなら、こんなことをやらずにIT土方をやってゴミのようなソースを書いていたらそれなりの月収になるわけだが、どうせどこにいっても角が立って長続きせず孤独なままだろうし、朝から晩まで画面にかじりついてしまい、ちょっと一ヶ月旅行ということもできない。それならそれで死ぬまで好きなことをして暮したいものだ。