メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

KDPと消費税

 些少なりともアマゾンをつかって人様から金を貰っている以上、消費税の納税義務が発生する。消費税というと物を買ったときについてくる数パーセントの増分とおもってしまうがあれは事業者が消費税を消費者に転嫁しているだけで、消費税そのものではない。というのも事業規模に応じて免税措置があるからである。

消費税では、その課税期間の基準期間における課税売上高が1,000万円以下の事業者は、納税の義務が免除されます(注1)。
No.6501 納税義務の免除|消費税|国税庁

 ばばーん。つまり現状では1000万なんかに程遠いから消費税なんて考えなくていいことだな。しかも、

 この納税の義務が免除される事業者(以下「免税事業者」といいます。)となるか否かを判定する基準期間における課税売上高とは、個人事業者の場合は原則として前々年の課税売上高のことをいい、法人の場合は原則として前々事業年度の課税売上高のことをいいます。なお、基準期間が1年でない法人の場合は、原則として、1年相当に換算した金額により判定することとされています。具体的には、基準期間中の課税売上高を、基準期間に含まれる事業年度の月数で割った額に12を掛けて計算した金額により判定します。

 つまり事業が順調にもうかるようになって1000万を越えて2年たってからようやく消費税を納めることになるらしい。きっちりとした金蔓をつかんだ人からもらいますということだ。KDP やってる殆どの人には関係ないんじゃないの。こういうのは単純に量に比例するから、売れない本をシコシコつくって売っている人ではなく、人の作った本を紹介するなどしてアフィリエイトで儲けているところが関係ありそう。

 課税売上高は、輸出などの免税取引を含め、返品、値引き、割戻しをした対価の返還等の金額を差し引いた額(税抜き)です。

 KDP ではあんまり関係ないな。

 あと全然考えてなかったがこれを事業としてやる場合、事業税というのが関係してくるらしい。うーむ。何になるんだ。文筆業だと事業税かからないということなので文筆業ということにしておこう。まぁ電子機器の上で全て完結しているからそう言ってもいいだろう。自称出版社は出版社の仲間にいれてもらえないらしいし。ちなみにかかるとしても290万超えてかららしいからまだまだ関係ない(汗
現状では所得税すら関係ないかも..... 去年も源泉徴収された分全額返ってきたしな...