メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

ついに100冊達成 及び 今週の成果

君見ずや出版 - KimiMizuya -  今週はお盆休みということでどこにも遊びにいかずひたすら電子書籍をつくっていた。ようやく5月末から通算100冊を達成。100冊つくってわかったことはそのうち三分の二は一冊も売れないということだ。のこりは売れても一桁なわけだが、しかも一桁前半がほとんどで一桁後半に行くのは数冊しかない。その数冊並の売れ方するものを100の桁の規模で揃えないと10万円台の稼ぎにならないということでこれは歩留まり悪すぎる。ほとんどが戦前の本という特質上、バカ売れしないことが約束されているのでこれでもまだ売れてる方なのかもしれない。まぁ水商売みたいなものだからしかたないのか。
 たぶん図書の選択の問題もあるんだろうなぁ。そういうとインプレスNDL所蔵古書POD、第三弾が全然出ないのだが、手間が多いわりにあんまり売れないのでやめたんだろうか。本の面子が被らないようにしたいとおもってたまにチェックしているのだが全然でてこないのでもう気にしなくていいのかもしれない。まぁ国会図書館デジタルコレクション、本の数は万の桁あるとはいっても現代人に読ませれるような内容と版面をもったものとなると20世紀の本になるし、更に昭和に近い程よい、となるのでその面子も限られてくる。 一度漢籍でも出してみようかな。どうせ何出しても売れないんだし。

 今週は自分でいうのもなんだがなかなか渋い本を揃えれたつもりだ。作りながら読むのがたのしかった。しかし自分が読んでたのしいものを人が金まで出して読むのかどうか、全然自信がない。あー。『小銃射撃』が一万部くらい売れないかなぁ。『柔術・弓術・剣術・水泳術・馬術 極意教授録』が全国の高校生の愛読書にならないかなぁ。ロシア情勢でロシア正教に興味を持った人が『初進者の為にハリストス正教の教理略解』を読みまくったりしないかなぁ。まぁそんな風になっても国会図書館のを直接見るだろうという悲しい現実が.... やっぱり無理か...