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君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

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 君見ずや出版
 四月ですね。再開一発目は樺島勝一。今年著作権切れた人です。



 樺島勝一『ペン画の描き方』昭和15年(1940)
 講談社少年倶楽部など雑誌の挿絵の細密なペン画で有名な樺島勝一による『ペン画の描き方』。山中峯太郎の『敵中横断三百里』の挿絵や朝日新聞連載の『正チャンの冒険』などで有名。
 あとはこれでも→樺島勝一 - Wikipedia
 絵を描くのが上手い人が教えるのも上手いかというと微妙なところですが、画境はよくわかります。まぁしかし漫画から入った人だけあって、後年の細密画はスーパーリアリズムとか言われるけれども、この本の作例なんかは案外マンガ的な絵があります。



 今回は藤田西湖『忍術とは?』も用意してたけどこれが実は著作権切れてないことがわかったのでお蔵入り。
 あと、コピー画質の汚い本があってセッセセッセと手作業でゴミ取りしてたんですが、バカらしくなってゴミ取りスクリプトを書いたらあと四日はかかるかとおもってた作業が半日で終わりました。スクリプト書いても最後は手でやるのでそこそこ時間はかかります。しかしもっと早く書いてたらよかった。明治大正の国会図書館の本はデジタル化初期ということでコピー画質でもう酷いもんですが、そういう本の処理はこれでやったらそれなりに見れるものになりそう。もっともそのうち再スキャンでなんとかなりそうな気もしますが。ちなみに作業したその本はどうなったかというと、その後スマホ買ってその設定やらなんやらで放置。←これ。FREETEL の priori3。一万ちょいのど格安スマホ。XperiaZ1fの中古を狙ってたけどそんなに値段が落ちてないので買えない。この priori3、あきらかに安物ですが、機能的には十分だしこの値段で買える中古スマホLTEの対応バンド数が少ない。中途半端な中華スマホを買うくらいならこれでいいです。財政的に厳しいのでこんなもんしか買えない。