もう今の山奥は鹿や猪の天国で、夜ともなるとそこかしこを徘徊して目につく植物を食いあらしているのだが、まぁ都会が詐欺師の天国なのと似たようなものかもしれない。夜中の道路で鹿とスレちがうというのはよくあることだが、こないだ鹿と衝突してしまった。
国道162号の笠トンネルを京都側から入って出たあたりは直線になっていてスピード出しやすく、オービスがしかけてあったり鼠捕りの名所だったりするところだが、そこにラーメンキャプテンというラーメン屋がある。こないだ夜10時ごろその前を通過すると、キャプテンの横の畑のあたりからいきなり鹿が飛びだしてきて車に衝突してしまった。びっくりした。潜るように当たってきたようにみえたのでブレーキも間にあわなかった。たまたまスタッドレス(冬タイヤ)のままで、これだけ暖かくなってくると足元がフニャフニャなので常よりも低速の制限速度以下でチンタラチンタラ走っていたのがよかったのか、鹿は角をちょっと前に飛ばしたあと、飛び出してきた方向へまた戻っていった。その後どっかで死んだのかもしれないがわからない。
夜だったのでバンパーが凹んで外れかけたくらいしかよくわからず、警察に行って届を出してその夜は終わったのだが、とりあえず修理に出しにいくと、バンパーの裏のタイヤのところも凹み、車体の横もいい感じにゆがんでいる。ゆっくり走っていたからこれで済んだのかもしれない。ちょっと検索すると鹿と衝突して廃車にした例がすぐみつかる。板金屋の見積で25万とか行ったらしくしょうがないので保険をつかうことになった。三等級上がってしまう。うーむ。鹿の威力を思い知ることとなった。しかしゆっくり走ってもこんな目に合うので山奥生活向いてないのかもしれんな。
リヒター【ディア・アラート】野生動物の飛び出しを防ぐ「鹿除け笛」
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