メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

亢龍有悔

亢龍有悔

 さて、今回院を狙うことになったのは卒論の内容を世間に出したくなり、人にポロっと言ったのがきっかけであるが、その後卒論をpdfにしたのを送ったので18きっぷが使える間に反応を伺いに行ったら、こういう内容なら一応言及しておかないといけない本みたいなのを紹介された。その本、その筋の有名人ではあるが読んだことがなかったので読んでみるとなるほど対象は違えどかなり発想的に近いことをやっていて、しかも対象が対象なのでもっと凝ったことをやっており、なんだ自分の卒論にそこまで新規性ないのかとかなりガッカリした。

 しかも自分の世代的にはそんなに珍しくない発想のようだ。この卒論世間に出さねば(迫真)みたいに気負って出すほどのもんでもないなぁ。そもそもこういう状態でバラまいてしまったのでどっかから似たようなものがポロリとでてくる可能性もありそうなったらまぁもういろいろとあきらめるしかないな。

 などと若干弱気になっているのは、その紹介されたものを図書館で借りてきて適当にパっとひらいたところ「亢龍有悔」の句が目にとびこんできたのだ。易の卦がそこで紹介されてただけだが、イランにはハーフェズ占いといってハーフェズの詩集を適当に開いてそこにある句で占うというものがあり、それを連想してしまう。で、この卦についてググるとこんなのが出てくる。

blog.goo.ne.jp

「亢龍有悔」(昇りすぎた龍は後悔することになる)と言う意味で進むを知って退くを知らず、強気でやりすぎて周囲から浮いてしまった姿が「亢龍」なのです。

 うーむ。そのまんまだな。なにかやりだすとこうなってしまう。この傾向ちょっと気にはなっているのだが反省しないので全然直らず、今回もここには書かないが既に口の悪さを発揮してしまっているので、最終的に失敗するかもしれない。

院試に失敗したらインド逃亡だな

 さて口の悪さではなく軽さ方面だとこういうのがある。院試の過去問を閲覧してから思ったままをつぶやいてしまった。

 こんなことを書いたのに対し「合格宣言したようなものだな」と思われてしまっているらしい。やばい。うーむ。中国やっていると中国的発想が身について微言に意味をみてしまうので、そういう世界に再突入するなら気をつけないと... とかいうならこんなブログは削除してしまうのが一番早いんだがまぁそこは。

 とにかく書いたことはしかたないので、こう壮語した事に反して失敗した場合、インドに逃亡するしかないな。と、自分に都合のいい逃げ道を用意しておくのはさておき、いずれにせよこの一月はとりあえず院試に通るだけの基礎学力をつけないといけないのであんまりアウトプットしないと思う。

易経〈上〉 (岩波文庫)

易経〈上〉 (岩波文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1969/06/16
  • メディア: 文庫

易経〈下〉 (岩波文庫 青 201-2)

易経〈下〉 (岩波文庫 青 201-2)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1969/07/16
  • メディア: 文庫