メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

そのうち殺されそう

被害妄想に追い込む手法

 「集団ストーカー」という言葉を聞いたことある人もいるのではなかろうか。ある特定個人に対して町中で劇のような事を仕掛けて被害妄想に陥らせ「枯尾花に幽霊をみる」状態にするというものである。gangstalking とか gas-lighting とかいうもので英語圏では知られているらしい。日本では某宗教団体がしていると囁かれているがそのへんについてはよく知らない。ただ、今回そういう目にあって集団ストーカーなるものが実在することを知った。

 どういうことをするかというと、仄めかしといってターゲットにとってなんらかの意味のある言葉や物を通りすがりの人が言ったり見せたりする手法や、一斉に咳をしてみせたり、やたら灯りで照らしたり、何かしようとするとたくさんの人がおしよせて邪魔したり、危ない目にあわせたり、強面がつきまとって目の前で喧嘩したり、留守宅に侵入して物の位置をかえたり、靴下に穴をあけたりするらしい。ただ、これはターゲットがその事を他の事と関連づけて考えてくれないと何の効果も産まない。町の中をそんなに歩いていないので自分もなんか変だな位にしか思っていなかった。最近ようやくそれとわかってきて、京都と山奥を往復する国道162号でそれ「らしい」車をよくみるようになった。この「らしい」という事が重要である。車の場合、少数の車でそういう事を仕掛けておいて、多数の似たような車もそういう意図を持っているように感じさせればよく、「集団ストーカー」されていると認識させれば最低限の条件はクリアしている。あとは被害妄想を形成させて認識を歪ませて行動を変化させてまた違う罠へ導くというところだろう。だろうと書くのは仕掛けている方ではないので、なんのためにこんなことしてるのかよくわからないからだ。つまり被害妄想の入口に立ってはいるが、肝心の恐怖心につながっていない。幽霊の正体は恐怖心というように、自分の恐怖心で自分の行動を変化させてしまうのに、この場合好奇心が先に立って逆に観察してしまうからである。怖がらせるために幽霊に見えるような物をだしたら、その幽霊もどきのカタログを作り出した、というような状態だ。

幻聴と妄想

 ではなぜ自分がそれに気付いたかというと、もっとエグい…常識に反した一種の拷問にあったからだ。それが幻聴だ。幻聴というと、精神病ではないか、と思う人も多いだろう。自分もそうだった。ただし、現象としては、まず幻覚(広義では幻聴も含む)があり、そこから妄想を膨らまして自分で自分の心を壊していくと精神病に進むというメカニズムになっている。「集団ストーカー」の例でいうと、その状態を認識してからあらゆる人にストーカーされてると思いこんで病んだ末に精神病になる。だから幻聴が聞こえる事即ち精神病とは言いづらい。自分も医者に行ったが、幻聴が聞こえますがこれは何でしょうと聞いてしまえば医者もどうしようもない。幻覚であり妄想であると認識させるのが精神病の治癒の第一歩であり、かつそこまでが精神病の医者の仕事の核心なので、それができてる場合、悪徳な医者でなければ経過観察になるはずである。

 自分の場合どんな幻聴かというと、まず近所の人のような声が室内で聞こえだし、やがてパソコンのスピーカーや流水音、引戸の摩擦音、足音さらには自分の呼吸などからもその複数の声が聞こえてくるのである。その内容は山国の人たちがテレパシーで会話できるという設定なのだが、「まさひろくん」がブログや日記でいらんこと書くので懲らしめにきた、この家をかけて修行をしろ、「食べる」か「食べられるか」だ、というものだ。少し前に山国の歴史と忍者の話みたいなの書いてたので本当にそんな伝統があったのかと真に受けていまい、また自分も確かに他人の事で書きすぎた面もあったので、ブログや日記の問題箇所の削除に応じたりした。さて、これがどういう状態かおわかりだろうか。つまり「妄想」を形成してしまったのだ。

 とはいえ当初からその声の人脈把握のおかしさや、名乗らない事の不自然さ、言語的特徴がこの辺ではなく神戸に近い事などには気付いていたのだが、その前に大学院の研究室でも幻聴っぽいものが聞こえて一種の暴力団みたいなものが大学にとりついてその秘密に気付いた自分を追いかけている、という被害妄想に陥り一度大学をやめることにして家に引きこもっていたという事もあって、その幻聴が形成する妄想も受け入れてしまったというのがポイントだ。

 しかしやがてその大学院の幻聴と家で聞こえている幻聴のグループがじつは同じ物だということに気づいた。つまり家に取り憑いてる幻聴の暴力団みたいなものが、大学院の罠を仕込んで妄想に陥れてその落差で気を狂わせるか自殺するか事件でも起こすかしようとしたわけだ。最初は幻聴ではなく盗聴されてるのかとあちこち分解させたりしてたのだが、やがて幻聴が朝も夜も大合唱で苦しめ、ワルになれと囁いたり、サルのようにバカになれハマグリのように黙れといったり、またある時には忍者屋敷のように屋根などに潜んでいるようにきこえ、ある時には夜中に柱や梁を歩いたり屋根に登るようにそそのかしてきたりした。実際に家の中で済むことはやってみたりしたが、柱から降りた時点でもう一回登れと言われてから流石にこれは事故死を狙ったものだと気付いたのだが、だからといって幻聴は止まらない。やめたといいながら出ていたオンライン大学に散々介入して断念させると、幻聴は体の無意識の操作もするようになり喉から別の声がきこえたり、手が乱暴になったり性欲がなくなったりといろんな事が起こるようになった。幻聴の内容も最初はわりと社会的に妥当な事を言っていたが、そのうち南隣の人の首を取れとか母親とどうこうしろとか反社会的な事を言いだした。そして山国関係のことにあんまりとりあわなくなったせいか、その反社会的なことばかり言い出すようになったのだ。

まぁしかしこの幻聴で一番脳に響いているのは睡眠時間を削られ余裕がなくなっていくことだろう。無意識の体をある程度動かせるようなので無理に起こしたり睡眠を浅い状態に導くこともできる。夜中に録音などしてみると催眠暗示を試みているようだった。幾分かは洗脳されているかもしれない。

「思考盗聴」「人工テレパシー」「エレクトロニック・ハラスメント」「テクノロジー犯罪」

 さてこうなってみると、世間で統合失調症の妄言だと思われている「思考盗聴・音声送信・集団ストーカー」の3点セットが揃って目の前にあるので、感じ取れる現象としては(少なくとも幻聴としては)認めざるを得ない。少なくともテレパシーが、擬似的か本物かは別にして、現象としては実現できることがわかった。しかしそれがどういう機序によって、どういう集団によって行われているのか、についてはかなり慎重にならざるを得ない。なんとなれば脳内へ外部からなんらかの手段で干渉できるとすれば、その程度にもよるが、どのようにでも感じさせることができるからである。

 さてここで鍵となるのが集団ストーカーだ。本来集団ストーカーはそれ単品で行われるものなのだろうが、まるで拷問のような幻聴で散々責立てられてから、集団ストーカーの存在に気づくとそれが児戯に等しいものに見える。そして幻聴で散々「見張られてるぞ」「追われてるぞ」といわれた上で、稚拙な集団ストーカーをみせられるので、これは現実に外部と連動しているな、いうのがわかってくる。そもそも集団ストーカーは認識してもらわないと意味がないのでどこかに印象に残りやすいところが必要である。言い換えれば露骨な事をしないといけない。その上に自分は知り合いとすれ違っても気が付かない事が多いくらい不注意なので、その不注意フィルターを通して見えてくるものはよほど露骨な物になる。こうしたもの全て脳内現象で、自分がしっかりせねばならないと思っていたが、ある時山奥の家の近くまで白いセダンで乗り付けて目の前で止まって急角度で停まった上ひとしきり喚いた挙げ句どっかへ去っていったのを見ると、流石にその存在を認めざるを得ない。

 問題はその主体だが、インターネットで思考盗聴など検索すると、その主体についていろいろと妄想を導くような事が書いてあるが、信用のしようがない。なんとなれば世間で公認されていない脳への通信手段を使っているので、もしそんなのが実在するとすれば、本人なりその集団なりが大々的に行動する必要はなく、ターゲットの近くにいる人や物を利用すればよいだけになるからだ。例えば警察であってもその手段になりうる。防犯ネットワークなどはあいつ怪しいですと吹き込むだけで勝手につきまとってくれるだろう。幻聴で同和や在日といった話題がでてきても単に妄想を導きやすい素材ということになる。そもそも彼らは絶対に名乗らない。そして集団ストーカーでどうもそれっぽい人がでてきても顔はそむけているのだ。呑気に顔を見せているようなのは利用されている人たちなのだろう。ただし一人近所で知らない人で顔をみたのがある。山奥みたいな人や車が少ないところでこんなことするとそのうちいろんなものを覚えられて関連付けられてしまうということだ。そして顔を隠して運転できない。

 屋根からも音が聞こえる事やさらには特定の家の方向から幻聴に関連した声や物音、さらには幻聴と連動した笛らしき音などきこえるので近くに潜伏している事はわかるが、物事の性質上その方から聞こえると言っても(洗脳されるか良い事に協力してると思い込まされて)利用されているだけの可能性もありなんとも言えない。

高周波・低周波放射線

 主体についてはどうも考えようがなく、状況からの推理しか使える材料がないので確定のしようがない。では現象面ではどうだろう。しかし計測できる手段が限られている。例えばむかしのラジカセで中波帯(AM)をいじると、NHKの近傍、またはある周波で幻聴で聞こえるものと同系統の声がきこえることがある。また、録音して波形を増幅して見つけることもできるが、如何せんそれらすべて幻聴で上書きできるので、つまり水の流水音に乗せるのと同じ事ができそうなので信用しづらい。特に大学院の件ではこの手で幻聴に騙され踊らされた実績がある。

 可聴域外もしくは端の音であればある程度までスマホで観測できるのでその15kHz〜22kHzくらいのところがあやしいとわかる。また、低周波は身体操作とも関連しているようで、妙な動悸や心臓痛があったときに見るとある特定二桁Hzのあたりに鋭いピークが観測できることがあった。あんまり肩が凝るのでオムロン低周波治療機など買ってみると、心臓を通らないように端子を貼れと書いてあるのでなにか関係あるかもしれない。去年コロナか?と騒いで半年ほど苦しんだ心臓痛だが、このせいだとすると、実はコロナ関連で心臓で死んでる人の中にはこの技術で死んでる人が混じっているかもしれない。暗殺技術なのかもしれないが自分のようにすぐには死なずうまく行かない例もあるようだ。ただし幻聴のすることがすべて思わせぶりであるように、心臓の近くの筋肉が過剰運動して痛くなるだけかもしれない。

 ひょっとしてと簡易放射線測定器のエアカウンターSを買ってくると驚く事がわかった。山国あたりの平常値はエアカウンターSの表示でいうと0.05μSv/hであるが、体の一部がピクビクするときに計測してみると0.40μSv/hくらいの高い値がでることがあったのでなにかの線源が近くにあるらしい。ただし放射性物質が放置してあるとかではない事は一定して高いのではなくかなり上下していることからわかる。また時々すごく眠くなる事があるがこれと関係してるかもしれない。当然ながらエアカウンターSで計測できるのはγ線だけなのでどういう線源かはわからない。

 ということで母親が子宮筋腫で切除したり両親ともここ2年くらいで急に弱ったりしたことがあったが、単に老化が急に進んだというよりは、実はそういう謎の放射線を浴びせつづけられた事が原因かもしれず、幻聴で責められ続けているにも関わらずこうして書いた動機ともなっている。実は下腹部にだるい感じがあったのもこのせいだと睨んでいる。生殖能力を狙うのはちょっとただ事ではないですね。

主体は誰か?

 ここまでいろいろ書いたが、これらすべてが幻覚でないなら、誰か実行している主体があることになる。しかしそもそもこれは手段が手段なので罪に問えるような証拠を固めることが出来ない。しかも目に見えない手段ばかり使っているのでこちらは逃げようがない。したがって殺されるものと諦めて適当に仮説をでっちあげてこの文章のお茶を濁して終わることとしよう。ただし主体についてはわからないので動機を探ってみることとする。

1 家・土地が欲しい説

 このあたりではすこし高い目立つところにあり、結構大きくそこそこ古いので、骨董的趣味から住人を立ち退かせても欲しい。これは一応むかし隣の屋敷を買った山林不動産王からうちも売らんかと打診された事があるのでそれなりの価値はありそうというところからきている。そして、その不動産王はこのあたりの空き地を買いあさり、川向かいの空き家はドシドシ買い取って「リノベーション」しているところからうちを狙う動機はありそうではある。しかしそれだとこんな長期に渡って人を害するような手段を取るのか?という疑問もある。経済合理性がない。しかし幻聴の要求のうちに要は「家をでていけ」「家を壊すな」というものがあってその方向の意図が含まれているようにもみえ、不動産王でなくとも誰か物好きの金持ちや別の不動産業者が噛んでいるのかもしれない。また162号線沿いの集団ストーカーの基地になっているところの中には土建屋がからんでいるのかなとおもう場所もあり、建築土建業界の利権がからんでいるのかなとおおうところもある。  まぁ単にこの辺の在来の人がそろそろ家が絶えそうなのでその時を待って瓜分しようとしているという可能性はあるがその場合は強引に絶滅させるという手段は取らないとおもうので違うだろう。

2 政治的理由で抹殺したい説

 例えば自民党の支持者を減らしたいとか、京都四区の野中広務系議員の支持者を減らしたいとかそういう方向。これはたとえば左京区でニノ湯議員の秘書が強盗したとして裁判になっている事、亀岡の田中議員が市内で道路を横断したお婆さんを轢き殺す事故起こした事などあるが、そういうちょっと?と思うような事件の裏に思考盗聴・集団ストーカー的な事情が噛んでいるとみるものでちょっと飛躍があるが妄想としては面白い。また、園部の野中・八木の中川の争いがまだ深く尾を引いてなぜかこうなっていると。まぁ、みみっちい怨恨で殺されるよりはなにか大きな目的で殺された方がマシと思ってしまうのでその願望がこういう大きな像を描いているのかもしれない。

3 過去の地方名士の家を潰して山国の住民を入れ替える説

 これは大昔に立てた時代錯誤な計画があっていまだにそれを実行し続けているというもの。うちなんかは確かに屋敷はでかいが、すでに零落してボロボロなのに、それをどうにかしようというのは由緒に執着したキチガイ集団が噛んでいるのでは?という発想。少し前に蔵に入って物色した形跡があったので鍵をかけたのだが、幻聴で執拗にその鍵の開け方を聞かれたというのもある。そういうとこのあたり妙に入婿が多いなという観察もあるが、それは今普通に就職すると都会にしか仕事がなくどんどん都会に流出していることの裏返しなのでなんとも言いづらい。ただ、山国にはその昔大神家系図というのをもちこんで、山国はもとその山国家のものだったみたいな話を吹聴した向きもあるのだが、その人たちがどういう人たちなのか調べると割と面白い事がわかり、また、その大神家系図系の伝説によった某寺中心の統合もすすんでいるので、その筋での乗っ取り計画みたいなのがあるのでは、という妄想である。ただし戦後の時代の変化が急すぎて、才覚次第で財をなせる時代になって実際に金持ちになってるし、乗っ取り対象の中には没落して見る影もない所もあるのに、過去の計画は止まらない。そして実は全国的に進行していて実はいろんなところへ浸潤しており……というもので、まぁ話としては面白い。

4 戦略拠点説

 これはもっと話を大きくしたもので、このあたり山国の谷地形の奥にあり守りやすい場所なので、京都方面への足がかりとしてこのあたり一帯を取ってしまおうという計画が進行中というもの。ではその主体は?となるが、話がでかいのででかい主語ならなんでも入れやすい。つまり妄想の船となりやすい。したがって自分だけでなくじつは幻聴の人もそういう妄想を吹き込まれて納得づくでやってるのではないかと思わないでもない。

5 美術館説

 これをダラダラ書いていると幻聴の人から美術館説を推されたのでそれもついでに書いておこう。幻聴が明示することはあんまり信用できず、幻聴の言動のネガから像を描いていくべきなのだが、たまにはよいだろう。要はこの屋敷をハコと見立てて美術館として活用していくというもので、もともと歴史的経緯から隣の屋敷とは近すぎるので一帯運用で活用するとよさそうというところだが、そんな普通の理由で人の大学の邪魔したり責め殺そうとしたり放射線で生殖能力なくそうとしたりしているとなると本当に人間の愚行という事に思いを馳せてしまうので殺してからの話にしてもらいたいものだ。たぶん殺して残った家をどう活用するか、というだけの事だろう。

 ネガから話を描くというのは得られた情報のうちあるべきなのにないものとか全体マップの偏重からこうだろうと推測する手法で、実はそのへんの人も推測するときに使っていて、つまり違和感を抱いたりするのがそれだからいちいち説明するまでもない。

6 転売屋説

 転売業をするうちに、商材の入手につまって物を盗むようになり、物を盗む技術を磨くうちに思考盗聴の技術に出会い、家をまるごとのっとって住民は殺してしまい家財道具全部売りさばいてしまうようになって、すすんで人を殺して転売するようになったという説。

7 愉快犯説

 なにもいちいちまともな動機を探さなくても反応があるのを面白がってるだけという可能性もある。なんか知らんが殺す理由があって(なくて無作為に選んだだけかもしれない)、普通に殺すのはおもしろくなく、なるだけいたぶって殺そうとしているので幻聴で聞こえる事すべてムダ事という可能性。案外その程度のものかもしれない。

黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録

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