文石科技の微博(weibo)をみているとノートアプリが自動で更新できるようになっているので更新しようと書いてあるのだが、画像をみると見たことないアプリをつかって文石科技のアプリを管理している。おかしくおもい、言語の設定を中国語にしてみると今までみたことのないアプリが三つほどでてきた。
- 应用检查更新
- 推送
- 应用市场
一番上がその更新アプリで画面はこんなもん。
「笔记」とあるのがノートアプリで、更新してから撮ったので「已是最新」とある。ここにある4つのアプリが文石科技謹製ということだろう。
更新アプリはみてのとおりなのであとのものを見ていく。まずは「推送」。
ホームアプリの下にあるクイックメニュー?かなんかがあるのだが、その右端に日本語版だと"Browser"が来るのに、中国語版だと"推送"がくる。アイコンをみるかぎりではPCとMax2との間でファイルを共有するか送るかなにかするもののようだ。ためしに押してみるとこうなる。
Onyx 推送サービス
ということなので、どうも微信のIDをつかって個人識別するようだ。そして右上には雲のなかに矢印が巴状になっているアイコンがあるのでおそらくクラウドを通じてファイルのやりとりをするというところだろうか。とりあえず微信をつかっていないのでこれ以上のことはわからない。
それから「应用市场」だ。実はこれは事前情報でみかけたことがあったが、Google Play のことだと誤解していた。
まさかこんなふうに別々にあるとはおもわなかった。どうもこれはBoox Max2 向けに独自カスタマイズされたアプリが提供されるようで、「提供元不明のアプリのインストール」を許可する設定にしないと入らない。その一覧がこれ。
Kindle 以外は中国のアプリで、読書系が多い。たぶんここで提供されるのはeInk向けに調整されてみやすくなったものなんだろう。ためしに「漫画人」というのをみてみるとこうなる。テキスト部分は確かにみやすい。
海賊版が堂々と見れるサービスなのかとおもいきや、中国の国産?漫画がみれるもののようだ。これも産業育成の一環なんだろうか。ためしにトップのどまんなかにある「Bloody Girl」なるものをみてみようか。
これがこうなる。
うーむ。いや、画風にこだわりはないが、なぜ違う?
アメコミと日本の影響をうけて成立した香港の漫画っぽい画面のつくりだ。あと二三みてみたが、こういう感じでしっかり絵が描けてるのは香港の職業漫画家っぽくなり、もっと日本の漫画っぽい感じになるのは素人っぽくなる。別の漫画だが、これなんかは香港か台湾の職業漫画家が作ったものだろう。
まぁ漫画人というウェブサービスがあってそれがアプリでみれるということなんだろう。漫画を地域で分類しているところがあったがそれによると
- 港台 (香港・台湾)
- 日韓 (日本・韓国)
- 大陸 (中共)
- 欧美 (欧米)
ということのようだ。日韓のところをみると香港版か台湾版らしいものがのってた。
他の読書アプリもたいていウェブサービスと深く結びついている。今はそういうのが無数に乱立している時代なのだろう。中国のネットでひまつぶしできる人向けのものか。
超星とかCAJとか便利なのもあったが登録しないとつかえない。ぐぬぬ。
しかし文石科技のBooxシリーズはみなこんな感じで中国語版だけ公開されてるアプリとかあるんだろうか。
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