メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

IT僻地に光がやってくるらしい

 さて我が田舎もIT僻地を脱却する日が来たようだ。
京都市:「はばたけ未来へ! 京プラン」実施計画第2ステージ「政策編・年次計画」進捗状況 No.40200
京都市:「京都市北部山間地域における光ファイバを利用したインターネット環境の整備促進」に係る整備運用事業者の候補者選定について
 京北町の時代に光ファイバー敷設をやらなかったので京都市と合併してからは光が来るあてもなく、しかもわが家はすこし奥なのでADSLも来ず、このまま永遠に有線ブロードバンドは来ないとおもっていたが、市が死にそうな僻地に金をバラまくことにしたおかげで来るようになったらしい。たぶん総務省の地方情報化の推進とかなんとかいうののおかげだろうな。京北より奥にあり「かやぶき民家」で山奥の観光地化に成功している美山町はテレビの共同受信との兼ね合いもあって早くに光ファイバー化され、ネット環境では僻地でもなんでもなく羨望の的であったがようやく美山町レベルになるということでありがたいことだ。この10年ほど田舎にかえったけど結局ネットが不自由かつ仕事がないのでまた都会に出るということを繰り返し、もうわざわざ田舎に住む理由もないし、家業がなくなり財産もなくなって箱だけ残ってる家なんか捨てて都会のボロアパートで暮した方が楽だろうなと思っていたのだがそういうわけにはいかないようだ。

 そういうと、こういう事業をみると細目に「移住促進」とか書いてある。ちょっと前、作業場さがししてたころに同時に「移住促進」事業にも噛んでる人とかいたけどあれはこういう公共事業にぶらさがってる人なんだな。まぁ小利口な奴が口先だけで金をもっていくのは毎度のことか。

 全然関係ないがうちの田舎を捨ててもいいなとおもう理由の一つが、わが家の隣の家は戦後に都会にでてしまって田舎を捨てた家なのだが、死ぬ前の最後っ屁というか、最後にわが家の半面を囲むように正面と隣に四角い箱の建物をたてて、道場みたいなのにして数年つかっただけでそのまま残していった。住んでる人が住むことを考えて建てたものではないので我が家からも向こうからも丸見えで落ちつかないったらありゃしない。しかもそこへ都会からの移住者が入ってきたので田舎にいながら都会のような距離感をもって暮さなければならない。落ちつかない田舎の家なんて存在価値ないなというのがもう一つの理由。正面の四角い箱に住んでるおっさん一家も自分みたいなのがブラブラしてるのが気にくわないようであんまり関係よくない。隣の華僑は田舎者は何も知らないと思ってるのか福建三刀のことを平気で三刀政策とか言いかえて被害者面する歴史捏造家だし。東京とかに行ったときも田舎に帰ることを考えて地に足のつかない行動をするよう心掛けていたのだが、そんなの無駄だったな。とっとと関東に住みついてたらよかった。