若干残務処理が残っているのでまだ東京にいるのだが、山奥に帰ったらBoox Max2関係の記事や動画でも量産しようとおもう。それはさておき Boox Max2のホームアプリは文石科技謹製のNeoReader2と密接に連携している。もしくはNeoReader2そのもの。
Kobo 系の場合、linux カーネルが動いており、その上で nickel という書庫兼ビューアがうごいているのだが、Boox は Android の上で NeoReader2 が動いているということなんだろう。kindle 系は持ってないので実際のところはわからんのだが、基本的には同じでlinuxカーネルの上にAmazonが作ったKindleソフトが動いてるんだろう。Android も中でlinuxカーネルが動いているのは同じだから、Boox はAndroid が動いている分のオーバーヘッドがある。しかし Android が動いているので好きなアプリを入れて好きに使える自由があり、その自由さは他の専用端末では得られないものだ。
つーわけでちょっと入れてみたのだが、とりあえずPDFビューアとしていいのは何なのかということから始めよう。今まで Android系でのPDFビューアとして eBookDroid を愛用していたのだが、Boox だとちょっとあわないことがわかった。具体的にはPDFを開いてもすぐに表示されない。たぶんフレームバッファの扱い方とかが 電子ペーパー向きではないんだとおもう。PDFビューアとしても NeoReader2 は十分の性能があるのだが、たとえば縦書きの本を右から左に読みたいときなどできない。それで eBookDroid の代わりになるものを Google Play でちょっと検索したときにみつけたのがこれ。
電子書籍リーダはいろいろあれど e-Paper 向けを標榜してるのはこれだけ。ということでとりあえず入れてみたらなかなかよい。ちょっと癖はあるが、右→左対応も完璧だ。右→左対応には次の二種類がある。
- 画面の左側を押すと次のページ 右側を押すと前のページに飛ぶ
- 見開きの画像を半分のページづつ切って表示させるとき右のページ→左のページの順に開く
Librera Reader e-Paper Edition はその二つの設定に同時にチェックをいれないといけないのが面倒だが、それさえすればちゃんと読める。国会図書館デジタルコレクションや早稲田古典籍のPDFは基本的に見開きなのでこの設定ができることが重要だ。
ただこれ、普通のAndroidでも使えるかもとおもって YotaPhone2に入れてみたが、広告が死ぬほどウザいのですぐに捨てた。
あとマンガビューアとして名高い Perfect Viewer がテキストリーダとしても結構つかえるのを知った。電子ペーパーだと表示速度が限定されるのでページ単位で表示されるようなのがよい。お絵描きにもいろいろ入れてみてるけれども今のところ文石科技謹製のNoteを越えるものはみつけていない。たぶんシンプルなのがいいんだろうな。
BOOX Max2 電子書籍リーダー 13.1インチ大画面/Android6.0/デュアル・タッチ/Wifi対応/HDMIインターフェース
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