Always-on-Display
世の中の動向に疎い。Always-on-display の機能はYotaPhoneだけの機能ではなく、Android9ではOSレベルでサポートされるようになったとは知らんかった。どうも Samsung の 有機EL活用戦略で去年からそういう宣伝方法を使いだしたらしい。検索すると Galaxy が先駆けみたいに書いてるところばかりみつかる。やっぱりこじつけてパクるのがうまい。
Yota3+ の Always-on-display の解釈が、電池が切れても使えるというトンチンカンな主張になってたのは、実は 有機EL との比較でそうなってしまったんだろうか。というかそうかもな、知らずにいいかげんなこと書いたな。Yota3+ は表にも有機EL採用しているからサムスンが堂々とそんな主張をすると身の置き場がない。
有機ELで eInk みたいなことをやろうとしたらできなくもないので色がついてる分、eInk の分が悪くなる。それに eInk の現状だと、白黒比があまりよくない。それに比べて有機ELの方は黒が本当にいい感じに黒くてよい。残念なのはやはり白地に黒だとやはり眩しいことで、これに関しては eInk の独壇場だが、それであっても、有機ELの黒さには惹かれるものがあり、有機EL面で黒地に白で統一してしまえばいいのではないかとおもわなくもない。次世代パネルと目されている microLED も遠からず来るので部分的に点灯させる技術がこれから主流になるんだな。
電子ペーパーと有機ELの比較
ということで、電子ペーパー面と有機EL面で本を表示して比較してみることにした。テキストビューアとしては FBReader、PDFビューアとしては eBookDroidを使った。epd_optimizer の設定は eBookDroid の設定をそのまま FBReader にコピペした。
黒地に白のテキスト
FBReader
有機EL カメラを通すと実際より赤く見える。これソフトのレンダリングの問題もあるが、有機ELの方がキレがいいな。あとカメラをとったときの角度もあるが有機ELの黒さが目につく。
白地に黒のPDF
eBookDroid
有機ELで白字に黒だと白が眩しいしそんなに安定してないので有機ELよくはない。実際に目にしても 電子ペーパーの方がみやすい。
黒地に白のPDF
eBookDroid
うーむ。黒地に白だと結構いい勝負だなこれ。ただ明るいところに持っていったら若干暗いところで見てた程の差はなかった。やっぱり暗いところだと自分で発光する有機ELのアピールが強いんだろう。これは元はPDFなのでそのレンダリングの影響もあってあまり違わないように見えるのかもしれない。
(実際にはスマホは狭いのでPDFをこんなふうに見ることはないとおもう)
まとめ
ということで、世間一般の人が本を読むスタイルとおもわれる白地に黒だと有機ELは微妙な面もあった。ただ黒地に白の表現力はなかなか。これは白黒で比較したのだが、有機ELはカラーも出るので世間一般の受けは有機ELの方がよさそうだ。うーむ。
パナソニック 55V型 4K対応 有機EL テレビ VIERA Ultra HD プレミアム対応 2番組同時裏録対応 TH-55FZ950
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2018/06/08
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ソニー SONY 55V型 有機EL テレビ OLED ブラビア KJ-55A8F 4K対応 (2018年モデル) KJ-55A8F
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2018/06/09
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る