死屍累々の電子ペーパースマホ
さて YotaPhone 出したとこも倒産したということだが、これ YotaPhone2 の話も入ってるので ロシアの会社のことかな。合弁会社の中国 Yota はどうなのか。このあたりネットの記事は情緒的なこと書いてるだけなのでよくわからないんだがまぁ中国 Yota は消えた方がいいような出来ではあった。残る海信(青島 ハイセンス)の Hisense A6 もどうもこれでこのシリーズ打ち止めで、消えてしまいそうな気配が濃厚。というのもハイセンスの春の新スマホ発表会で触れられてなかった。こないだロシアで Hisense A6 が出たのだが、ウィジェットが入ってなかったので、Yota の特許に抵触するから入れられないという観測がXDAでなされていた。そんな電子ペーパースマホ業界であるが、ここにきて新顔が出そうな気配。
kingrow k1
実はこのことを知ったのは Good eReader からなのだが、さらに続報を出したこっちの方が詳しい。The eBook Reader が Youtube へのリンクを貼っているように最初にこの情報を扱った媒体は notebook italia のようだ。
まずは The eBook Reader のスペックを孫引きしてみる。
5.17-inch E Ink Carta display (1280 x 720 with 283 ppi).
Frontlight.
2.0GHz MediaTek Helio P23 (MT6763) octa-core processor.
16GB of storage space.
2GB of RAM.
MicroSD card slot with support up to 64GB.
3100 mAh battery.
8MP rear camera with LED flash and auto-focus.
Android 8.1 Oreo operating system.
Dual SIM.
USB-C port.
Dual speakers.
138 x 72 x 8.5mm.
Colors: black, red, and blue.
安いスマホとしてはこんなもんかもしれんが、Google Play が入らないとのこと。まぁ、Google Play から入れたアプリはカラーを前提としているので使いづらかったりするので、入れられないようにしてしまうのは一つの方法ではある。あとは、周波数帯をどれだけカバーするかというところか。まぁどうせ日本の山奥では使えないんだろうけど。
予定価格は 349 ドルで、IndieGogo に登録すると100ドル値引きしてくれるらしい。
それくらいなら結構買う人もいるかもしれん。
20190428 詳細スペック判明?
facebook の某所で詳細スペックの画像がシェアされてたのでコピペ。
うーむ。カメラの項に二つあるのかないのかよくわからない書き方してあるのがなんかあやしいので詳細判明?としておこう。The eBook Reader の情報との相違もある。いずれにせよ本体はまだ情報出してないのでよくわからんとこだな。
DSDSでLTE対応は B1/3 とまぁ最低限のバンド対応。ドコモ系SIMで都市部ならつかえるかなというところ。その他いろんなスペックが最低限を押さえているので、案外広く使えるのではないか。うちの田舎は限界を越えた山奥(正確には電波の谷間)なので使えないが。Google Play が入ってないのでガラケーの延長で考えるとよいのかも。
よくよく考えるとこの電子ペーパーのスペック、Yota3/Yota3+ とおなじなので、売れ残りの電子ペーパーの流用かもしれんなぁ。Yota3 の失敗でこうなったと考えるとなんか悲しいものがあるな。
電子ペーパー単体スマホ
電子ペーパーだけのスマホといえば京セラのカードケータイ KY-01L があるが、この Kingrow K1 のように普通のスマホで表示部が電子ペーパーだけなものという形態は Booxシリーズで有名な文石科技(広州 Onyx)が一度出しているが、そのときはうまく行かなかったようで、続きは出なかった。今度はどうなるのかなかなか興味のあるところ。
ところで 文石科技( Onyx) もこの4/19に微博(weibo)にこういう投稿をしている。
価格調査みたいなんだが、出すつもりなのかそれともKingrowとなにか関係あるんだろうか。
20190524 新情報
BOOX Nova Pro 7.8, Front Light, Dual Touch, Flush Glass Screen, 2G 32 G Android 6.0
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