キングジムの電子ペーパー機器ポメラDM30 / カクミル

　日本企業はeInk社(台湾元太科技)に研究開発の協力はするが、製品化はそんなに進んでいない。まぁ採算とれなさそうというので捨ててるだけかもしれないが、かといって自社開発が進んでいるようでもなく、とにかく守勢に入ってあまりおもしろくない状況である中で、ひとりキングジムだけは果敢に製品化に挑戦していてみるところがある。

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　こないだ大阪の日本橋に行ってジョーシンに寄ったところ、ポメラDM30の展示機があったのでちょっとさわってきた。電子ペーパーなので若干反応が遅いと言われてるのだが、普通に文章を打つ分には問題なさそうだ。たぶん会議で逐次記録してるような人たちにとっては物足りないということなんだろう。とおもったら、公式サイトでも「会議」というのが想定ケースに入っていた。

www.kingjim.co.jp

　どうなんだろう。会議でつかえるんだろうか。よくわからん。たいていの記録は紙で取る派なので... 単なるタイプライターという用途が多いんだとおもっていたがそうじゃなんだな。

　それはともかく、キングジムが7月ごろクラウドファンディングで募集していた電子メモ「カクミル」がどうなったのか今見たところ、目標額は達成したようだ。

www.makuake.com

　社内会議で提案したが通らなかったというあたりがなんともいえないが、それがどこまで通用できるのか社外で提案できるあたりはいいところだな。これが企業の歴史が長くなってしまうと社の看板にかかわるとかなんとかでこういうことすらできないんだろう。そんなことやってるから韓国あたりのパクり企業に出しぬかれるんだが、もう大勢は決まったようなもんだからそこはどうしようもないな。戦中戦後の日本がそれまでの主力産業だった繊維などの軽工業から重工業に乗りかえたり、電子工業へ発展できたりしたように、今はITや金融へ移行できてるのかどうかなんだが、いまだにパソコンできないやつが高度成長期の夢を追ってるから始末に負えない。

　そういうと自分(2018年で44歳)くらいから10年間くらいの氷河期世代は大企業に入れずに中小に入った人が多いと聞くことがあるが、本当なんだろうか。実際にそうなら企業の新陳代謝が行なわれて腐った大企業が潰れて新たな企業が台頭してもおかしくないんだが、そういう気配でもない。人口のボリュームゾーンだから人材は豊富なはずなんだが、男は奴隷、女は社内慰安婦みたいに扱って使い捨ててきたんだから、ま、しかたないよな。今の50代60代が引退してからハイパーインフレが来て持ってる金が全部紙切れになってそのへんの腐った連中が苦しんで死ぬくらいでちょうどいい。。んだが現実は悪い奴が生きのこるから我々が野垂れ死ぬだけなんだな。呵呵