新しい電子ペーパー技術としてTCL(広東恵州、TCL科技)がNXTPAPERなるものを公開した。といってもその技術の簡単な図解の説明をみるかぎりでは、昔からある反射型液晶にみえる。
映像をみても、OFFのときの画面の色味は昔のゲームウォッチの画面のそれで、まさしく反射型液晶の克服できない点を見せてるようにもみえるのだが、しかしこの映像をみるかぎりでは白いところが白くなっているのでその点で何か技術的突破があるのかもしれん。これはTCL自体による公開なのでタブレットの画面がいちばんよく反射する角度で撮影されてる。さて、他の角度からみたときにそのようによくみえるのか。
ところでこちらをみるかぎりでは視認性はわるくない。ないのだが、所詮は偏光を利用している液晶なので、EInk社(台湾、元太科技)の電子ペーパーのような視認性はないようにみえる。
液晶技術を流用するやりかたはコスト的には圧倒的に有利なのだが、液晶ならバックライトつけた方が色の訴求力があるので、さて市場に受けいれられるのかどうか。今まで何度も登場して退場した反射型液晶電子ペーパーのように、普通の液晶の劣化版みたいな扱いをうけて退場するだけかもしれない。
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- 発売日: 2014/07/08
- メディア: スポーツ用品