掌閲の iReader T6 は2018年発売の製品
- 全力で釣られる Good e-Reader
- 掌閲科技の2018年度製品 iReader T6
- 掌閲が今推してるのは10.3インチの iReader Smart
- 20190518追記 telektlist もひっかかったがこっちは問題
全力で釣られる Good e-Reader
Good e-Reader がついに「小米(XiaoMi シャオミ)の電子ペーパー端末発売」を記事にして流してしまった。
メンバーの中には明らかに日本(山梨県)に住んでる奴がいるんだがどうも中国語情報は読めないらしい。おもしろいくらいにこのガセネタに全力でひっかかっている。検索してみるとどうもロシアの4pdaでも全力で小米の端末だとして紹介しているので、そのへんのディスインフォメーションに釣られたのか。
掌閲科技の2018年度製品 iReader T6
ということだが、Good e-Reader が 新製品として紹介してしまっている iReader T6 は 掌閲科技(深圳 iReader)が 2018年に出した端末である。
300ppi6インチ電子ペーパー容量8G電池1500mAh ということで要は Kindle や kobo のような端末だ。去年2018年の6月に知乎で Kindle PaperWhite と比較する文章を書いた人がいる。
T6 はデザインなどいいところもあるが、結局細かいところまで行き届いてないところが多々あって Kindle の方がいいという中国製品っぽい結論になるようだ。まぁでも中国企業の電子書籍端末であるし、中国の本を専門に売ってるだけあってそれが向いてる面もあるというところで、T6 はそれなりに売れたようだ。日本では知られていないだけで、中国には他にも静境や漢王とかよくわからない電子書籍端末が存在しており、電子ペーパーの一大市場となっている。今は文石(onyx)と博閲(boyue)が電子ペーパーのアンドロイド端末で世界に打って出ているが、専用端末なら他にもたくさんあるという状態なので、これからも新しい会社が海外に打って出てくるかもしれない。
掌閲が今推してるのは10.3インチの iReader Smart
ということで将来掌閲が海外に打って出てくることもあるかもしれないので、スペック一覧を貼っとく。
20190518追記 telektlist もひっかかったがこっちは問題
日本語情報源では telektlist が釣られているがこっちは中国語ソースへのリンクを明示しているので逆に罪深い。
Good e-Reader は英語圏だから仕方ない面もあるが、中国語読めてこれはいかんよ。情報源の一つの快科技は5/12の記事を引用しているがその翌日には掌閲でした、みたいな記事も出している。そもそも元記事でも
由于有品的产品不局限于小米、米家和小米生态链,所以不能肯定这款电纸书是否与小米系有关,由于官方没有任何预热,猜测会来自签约的三方卖家品牌。
「小米公式が全然熱心じゃないので、小米の製品ではないだろう」と推測している。無論今でも英語の方が正確な情報が出てくることがあるが、時には英語が二次情報でしかないこともある。情報は読んで評価してなんぼのもの。
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