去年披露された印刷式色付電子ペーパーの製品が登場
eInk社(台湾 元太科技)が去年開発した印刷式色付電子ペーパーの製品がとうとう発売されるようだ。しかも二社から。
科大迅飛
科大迅飛(iFLYTEK)は安徽省合肥に本拠があり、AIを特色としているらしい。そこから出るというニュースがこれ。
さてあたかも出るように書いてあるが、リンクを踏んでみると、AIを利用した普通の白黒電子ペーパー端末の商品ページに飛ばされるので、カラーの方はこれから出るというだけのようだ。AIが特色というのでひょっとしたら Covid-19 対策で力をとられているかもしれない。
なぜか商品の映像はある。たとえばこれ。
ちょっとモタモタしてるけど最初の商品だからこんなもんかな。
掌閲科技(北京) iReader C6
掌閲は去年紹介したことがあるが中国だけで展開してる電子ペーパーのメーカー。日本なんかに出すと気違いクレーマーがうるさいのでまずは中国国内で試してみるということかもしれない。
スペックは二つ目のリンクの方にくわしいが、6インチ端末でCPUは4コア、メモリ・ストレージは1+16Gとちょっと貧弱だが中国国内向けだからしかたないか。値段は京東(JD.com)価格で1499元ということであたりまえだがちょっと高い。たぶん国内での売れ行きで海外展開がきまるんだろうが、今のコロナ騒ぎからみると海外展開は遅れそうだ。
新型コロナウイルスと電子ペーパー
中国も今のところ新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)を封じ込めしたつもりのようだが、経済活動の再開でまた蔓延が再開するだろう。ただ、電子ペーパーはむしろ人と人との接触を少なくする技術として採用される可能性があるので、かえって需要が増えて今年度の恐慌も乗り越えて生き残りそうにみえる。端末メーカーはどうかな。やはり逆にブームが来るかもな。
ただ、中国が下らない小細工をして欧米の神経を逆撫でしてるのでもっとやばい事態が来るようにも見える。自分が生き残れるかどうか、それが問題だ。
ソニー SONY デジタルペーパー (A4サイズ) DPT-RP1 [国内正規品]
- 発売日: 2018/07/24
- メディア: Personal Computers
BOOX Note2 10.3インチ, 電子書籍リーダー,OTG対応,ワコムスタイラス,Android 9.0
- メディア: エレクトロニクス