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Onyx Boox 2017/10新商品情報 (速報) Max2,Max2 Pro,Note,Canvas

 国慶節後の10月中旬に香港で広州の文石科技( Onyx )が新商品のお披露目をやるという事は前書いた。

inudaisho.hatenablog.com

 そこから出た情報が既にネットに流れ出しているのでもうすこし確実な情報が出てくるのを待ってまとめたかったが、ちょっと忙しくて今日の午前くらいしかまとまった時間がとれない。探すのにもいろいろ時間がかかる。ということで速報という形でご提供。

http://5b0988e595225.cdn.sohucs.com/images/20171013/5dfaa00a750b42bf9a8afc52e2faac30.jpeg

(文石科技の微博(weibo)にはってあった会場画像)

Max2

 期待の Max2 だが、Max2 Pro という情報も同時に出てきている。Youtube に Notebook Italia が動画を上げてくれてるのでそれから紹介する。

www.youtube.com

 この動画で紹介してるブツは Max2 Pro なんだろうか?パンフレットはMax2 Proのものでスペックもみえる。一方で文石科技が微博(weibo)で公開したMax2のスペックはこちら。

一张图告诉你Max2的配置[doge] 来自文石科技BOOX - 微博

 比べてみればほとんど同じで、違いといえばいわゆるROMについてMax2が32G、動画のMax2 Proが32G/64Gというところか。微博(Weibo)での文石科技の反応は非常に曖昧で、上位バージョンなのかという質問にも否定もしない。ただの海外向けのブランド名かもしれない。よくわからない。

BOOX Max2 系列 - 广州文石 -- ONYX BOOX电子阅读器专家

 文石科技のサイトをみると中国語版の方はMax2になっている。Proかどうかということは気にせずにまとめるとこんなとこか。

  • 13.3インチ 画素数:2200x1650
  • Android6
  • 1.6GHz 4コア
  • RAM 2G ROM 32G
  • ワコムペン + タッチ
  • 4100mAh
  • 237x325x7.5(mm) 550g左右
  • MicroUSB + MiniHDMI
  • イヤホンの穴はある
  • wifi + BlueToosh 4.0

the-digital-reader.com

 このサイトは Max2 と Max2 Pro の違いはタッチの有無だというんだが、どうかな? ワコムのペンモジュールはタッチと一体のものだからたぶんわざわざ別のものを用意するほうが面倒なのではなかろうか。ちなみに今までのBooxのペンは動画によるとハンワン(漢王)らしい。Max2の方もワコムと書いてるから今までのハンワンを使うということはないとおもうな。

notebookitalia.it

 動画を紹介した notebook italia では部品の違いみたいなこと言ってるからまぁ「よくわからんがいいらしい」くらいの違いなんだろうか。よくわからん。

 さてお次は話題沸騰の HDMI ポートだ。

www.youtube.com

 ディスプレイとしてのMax2。Max2 に HDMIポートがつくという事は既知の情報だが、まぁこういう仕上がりらしい。ついでにペダルとかスタンドとかまで作ったらしい。自分はこうなることを知っていたので電子ペーパーディスプレイの Paperlike には何の興味もなかった。こないだ記事にしたのはプロジェクタをとりつけた珍品を出してきたからだ。たぶん Max2 に Pro という名前がついてるのは Dasung の Paperlike Pro に対抗してるんだとおもうな。

 最初の動画の最後に非常に興味深い事を言っている。これから先の予定として、いわゆるROMを128GBにすることと、ディスプレイが「カラー」になるということだ。どうなんだろう。

 eInk社がカラー電子ペーパーをつくってるのだがその彩度がいまいちである。しかし最近のLEDや有機ELのように鮮麗ではないというだけで、あれはあれで枯淡な感じがして案外よい。ただしこのゲスな時代にはあわないとはおもう。あれで出してくるというならちょっとそれにも期待したい。とはいっても期待ばかりしてるといつまでたっても手に入らないのでMax2が出るならそろそろ買ってみたいところだ。

 Max2 だが結局11月にでるらしい。もっとも動画の中では年末とか言ってるのでその話も微妙ではある。あとお値段だが5000元程度(約8.5万円)という情報がある。ちょっと高いな...

Note, Canvas

 10.3インチの Note と9.7インチの Canvas だが Note については Max2 と大差ないと文石科技は言ってるが、画面が小さいだけということだろうか。ちなみに13.3インチのパネルは201ppi、10.3インチのパネルは226ppi、9.7インチのパネルは150ppiであり、ppiだけを重視すると10.3インチが一番値打ちがある。

goodereader.com

 スペックだけでいうとこれが一番まとまっているのでこれをそのまままとめておく。

Note

  • 10.3 1872x1404
  • Android6
  • 1.6GHz 4コア
  • RAM 1G ROM 32G
  • 4100mAh
  • USB typeC , HDMI
  • 249/177/8x6mm 355g
  • ワコムペン + タッチ

Canvas

  • 9.7 1200x825
  • Android4.4
  • 1GHz
  • RAM 1G ROM 16G SDカード
  • USB typeC
  • 3000mAh
  • マイク イヤホンジャック
  • 249/177/x8(mm) 410g

 ここは何気にデカいポイントだが Note にも HDMI ポートがついてるのでディスプレイになるということだ。ただしメモリが1Gしかないのであれこれアプリをいれるのには向かない。ただし携帯には便利だしこの中では一番軽いので商品バランス的にはこれが一番なんだろうな。

 たぶん今日明日で香港に行った人がいろんな情報を出してきてここにある情報のうちいくつかは訂正しないといけないんだろうが、忙しくて行けないし調べるヒマもない。ヒマになったころにちょっと調べて買おうかな。以上。

さて旧モデル(つまり現行モデル)のアマゾンリンクでもはっとくか。全然関係ないが鳥取の名物は豆腐ちくわらしい。

BOOX MAX CARTA(JPモデル)

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BOOX N96(JPモデル)

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